深和佑太|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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建築学部建築学科 建築コース

助教/深和佑太 [建築環境デザイン]

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プロフィール

1995年生まれ、博士(工学)
首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 博士前期課程修了
早稲田大学 理工学術院 創造理工学研究科 博士後期課程 単位取得退学
レビ設計室において建築設計に従事後、早稲田大学 創造理工学部 建築学科 助手・助教を経て現職
早稲田大学 理工学術院総合研究所 招聘研究員

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

熱的快適性、知的生産性、ウェルビーイング、半屋外空間、住宅・建築設計

研究テーマ

半屋外空間における熱的快適性
ワークプレイスにおける執務者のウェルビーイング評価

受賞履歴

2021年 日本建築学会 学術講演会 若手優秀発表賞
2024年 日本建築学会 作品選集入選(部分断熱の家)

社会的活動

日本建築学会 建築討論 書評執筆(2022年〜2023年)

メッセージ

温熱・光・音などの環境要因から建築設計を捉え直すべく、主に滞在者の快適性に関する研究を進めています。特に、近年導入事例が増えている半屋外空間の熱的快適性や執務者の知的生産性・ウェルビーイングに関心があり、様々な実験・調査を行っています。研究活動を通して「すべての人が健康で充実した生活を送るために必要な建築環境」について追求し、得られた知見を住宅・建築設計に活かす方法を一緒に考えていきましょう。

研究概要

深和研究室では室内から屋外まで、滞在者の快適性を対象に幅広く研究を行っています。特に、半屋外空間における熱的快適性に着目し被験者実験や実測を進めています。具体的には、空間特性(壁、屋根の開放性)や視環境、環境に対する期待などの違いが熱的な快適範囲に与える影響に関心があります。そして、執務者の知的生産性およびウェルビーイングに関する研究も行っており、これからの社会におけるワークプレイスのあり方について検討を行っています。
以上に加え、快適性と省エネルギーを両立した環境計画や環境シミュレーションを用いた設計を通して、住宅・建築設計の実践に取り組んでいます。

研究教育設備

・PMV計
・長短波放射計
・3次元モデリングツール(Rhinoceros)
・環境解析ソフト(ClimateStudio)
・数値流体解析ソフト