髙根沢真|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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基幹工学部 電気情報工学科

助教/髙根沢真 [電気機器・モデリング・機構デバイス]

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プロフィール

昭和58年2月生まれ
博士(工学)
平成23年3月 日本工業大学 大学院 工学研究科 博士課程修了
東海旅客鉄道株式会社 東海鉄道事業本部
株式会社東芝 京浜事業所 発電機部
趣味:風景写真、山登り

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

電気機器モデリング、機構デバイス、絶縁システム

研究テーマ

▪同期機過渡現象における機械連成等の影響に関する研究
▪発電機・電動機等における電気摺動接触機構の信頼性に関する研究

受賞履歴

令和5年 電気学会主催2022年IEEE DEIS Japan Chapter国内会議優秀論文発表賞(連名・共著論文)
令和5年 電気学会 優秀技術活動賞 技術報告賞(調査専門委員会として)

社会的活動

電気学会「最新の実用材料を使用した電力機器における絶縁診断技術調査専門委員会」(平成29年4月~令和2年3月)
電気学会「電力機器・設備における絶縁破壊の予兆現象の解明とセンシング技術調査専門員会」(令和3年~現在)

メッセージ

私たちの身の回りにはそこにあって当たり前のモノ・コトに溢れています。なぜそれが当たり前にあるのか、どうやってあり続けるのか、こんなことにも疑問を持っていただきたいです。そんな疑問に真剣に向き合うことで導かれる、世の中に役立ちそうな面白い!と思う発想を大切にしてください。そして研究を通して頭と手と身体を使い、しっかり失敗して、なんで?と深掘りする苦しみ?や楽しさ?を仲間と味わう学びと学生生活を過ごしてください。

研究概要

本研究室では、電力系統の主要機器である同期機を中心に、系統事故等の過渡現象時にタービン等原動機と機械連成現象の影響について研究を行います。また電気摺動接触機構と呼ばれる、進行する移動物体や回転などする動体に直接、電流給電あるいは電気信号などをやりとりする信頼性の求められる機構で、古くからある重要な技術があります。今では新分野の機器への適用が期待される古くて新しいテーマです。いずれのテーマも、近年の地球温暖化問題が大きくクローズアップされる中で、従来とは異なるシステムが求めらている背景があります。

研究教育設備

電気摺動機構実験装置、M-Gセット ほか