大久保友幸|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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先進工学部 ロボティクス学科

准教授/大久保友幸 [知能システムデザイン]

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プロフィール

1977年3月生まれ / 博士(工学)
法政大学工学研究科システム工学専攻 博士後期課程 修了
株式会社ケンウッド 通信事業部にて無線通信システムの開発/双葉電子工業 電子部品事業部にてタッチパネルモジュールの開発
福井大学 研究員/ 法政大学理工学部 兼任講師/ 東京都立産業技術大学院大学 助教を経て現職

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

知的システム、医療福祉工学、自律移動ロボット

研究テーマ

障がい者に対する人間支援システムの開発
自律移動ロボットと人間の共存環境に関する技術開発

受賞履歴

▪2018年
26th Annual Intelligent Ground Vehicle Competition (IGVC2018) Grand Award, IOP Challenge, First Place 受賞
▪2019年  2020年
日本知能情報ファジィ学会 貢献賞

社会的活動

日本知能情報ファジィ学会 知的制御研究部会 幹事 (2017年4月〜2019年3月)
つくばチャレンジ実行委員会 実行委員 (2017年4月〜2021年3月, 2023年4月〜現在)
日本知能情報ファジィ学会 ファジィシステムシンポジウム実行委員会 実行委員 (2018年4月〜2022年3月)
日本知能情報ファジィ学会 知的制御研究部会 代表幹事 (2019年4月〜現在)

メッセージ

障がい者支援において知能システムは非常に有用で、例えば自律移動支援ロボット技術を用いた次世代車いす、あるいは福祉人間支援システムなどがあります。これらの技術を活用することで、障がい者の自立や社会参加を支援することができます。
また、知能システムを用いた障がい者支援には、大きな可能性があります。例えば、AIを用いた人間検出技術を用いて、視覚障がい者向けの情報提供を行うことができます。また、ロボットを活用することで、認知症患者へのサービスを提供することができます。知能システムを用いた障がい者支援に携わることは、大変貴重な仕事です。
しかし、そのためには、知能システムの技術だけでなく、障がい者のニーズや問題を理解することが重要です。障がい者支援における知能システムの開発には、障がい者や関係者との共同作業が欠かせません。私たちは、障がい者支援において知能システムを活用することで、より包括的な社会の実現を目指しています。皆さんも、知能システムを学んで、障がい者支援に貢献することができます。是非、この分野に興味を持ち、積極的に学んでいってください。障がい者支援に携わることは、大変やりがいのある研究です。

研究概要

知能システムデザイン研究室では、知能システムを中心に、次の3つのテーマで研究を行っています。
1. 認知症患者に対する支援システムの開発
2. 人間と共存する環境での自律移動ロボットの技術開発
3. 移動ロボットの障がい者福祉への活用

研究教育設備

1. 3D-LiDAR (Velodyne VLP-16)
2. 2D-LiDAR 2台 (北陽電機)
3. 透過型HMD (Nreal Air)
4. 色覚異常模擬メガネ
5. 高齢者水晶体模擬メガネ