本池巧|教員紹介|実工学教育の日本工業大学

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先進工学部 情報メディア工学科

教授/本池巧 [空間コンピューティング] 

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プロフィール

昭和39年4月生まれ 博士(理学)
昭和62年3月 筑波大学 第一学群自然学類卒業
平成3年3月 筑波大学 大学院 物理学研究科中退
平成3年4月~平成23年3月 湘北短期大学電子情報学科
平成23年4月~令和6年3月 駿河台大学メディア情報学部 
平成19年9月 筑波大学 大学院 数理物質科学研究科学位取得修了
趣味:音楽鑑賞、ガーデニング、ペットと一緒の旅行

研究者情報(外部サイトresearchmap)

研究室紹介

専門

エクステンディッドリアリティ(XR)、モバイルコンピューティング、非線形物理学

研究テーマ

・XR環境でのデータ可視化
・WebXRを使った異なるデバイス間の連携

社会的活動

▪私立大学情報教育協会短期大学会議運営委員(平成18年4月~23年3月)
▪厚木市地域連携ポータルサイト運営協議委員(平成20年4月~21年3月)
▪こども大学はんのう実行委員会委員長(平成27年4月~令和3年3月)
▪飯能まちなかを元気にする会(会長、顧問)

メッセージ

新型コロナ感染拡大によって、ビデオ会議などを使った遠隔コミュニケーションが一般的なものになりましたが、「百聞は一見にしかず」という言葉にあるように、ビデオ通話やチャットなどをどれだけ繰り返しても実物を見る・触ることにはかないません。今までのICT機器は、長らく平面スクリーンに縛られてきましたが、いまや、空間上に情報を展開し、そこで思考・分析できる時代がおとずれました。新たな表現方法を通じて、リアルに伝達するだけではなく、新しいものの見方を生み出していきたいと思います。

研究概要

VR/MR/AR(まとめてXRと呼びます)は技術の進歩などもあり、多くの人が利用できるようになりました。ただし、いまだ、多くのサービスは従来の平面スクリーンの体験の延長上にとどまっています。XR技術の真価を発揮するためには、立体空間上のインタラクションへと発展させる必要があります。そこには、単に次元が一つ増えた以上の可能性が広がっています。当研究室では、立体空間上でのインタラクションを通じて、新たなインターフェースの創出、理解しやすい情報の可視化などに取り組みます。

研究教育設備

・GPU拡張ボックス
・複合現実スマートグラス
・複合現実ヘッドセット
・室内高精度即位デバイス
・ブレインコンピュータインターフェース
・レーザーカッター
・卓上CNCマシン