NITプロダクトデザインコンテスト2022
作品講評
◆ オリジナルアイデア部門
◎優秀賞 Tai Hsu (Westview High School)
スマートフォンホルダーの提案です。レーザー光線でホルダー本体が光ります。同時にスマートフォンの音量も増幅します。アイデアや造形は目を見張るものではないものの、光が動くことに関する具体的な機構設計、電子設計を行い、さらに実動モデルまで制作した点を評価しました。
作品名:蛍光音響アンプ付き回転レーザーライトスマートフォンホルダー
◎特別賞 山田 野々花
コマ型の鉛筆削りの提案です。コマの中心に鉛筆を押し込むと、コマが回り、鉛筆が削れます。力学的にみて動作するかは不明ですが、想像すると、とてもワクワクします。また、提案書の表現も楽しさがよく伝わる表現です。
作品名:独楽が回る鉛筆削り
◎佳作 星野 天空 (茨城県立つくば工科高等学校)
大人用、子供用の歯車のオブジェです。実際にどのように動作するかは不明ですが、形状に情緒感があります。
作品名:見てさわって楽しむ歯車
◎佳作 永江 陽彩 (福岡県立八女工業高等学校)
眼鏡とともに使うイヤホンです。ネコを模した形状がユニークです。使用時だけでなく、メガネと一緒に収納する部分も工夫されています。
作品名:眼鏡の人でも使いやすい骨伝導イヤホン
◎佳作 河村 有紗 (静岡県立静岡高等学校)
本棚の受験参考書の間に挟むオブジェです。落ちない様に頑張る人のシルエットがおかしみを誘います。
作品名:落ちないためのブックエンド
◎佳作 北川 大輔 (茨城県立つくば工科高等学校)
天体を包む超大型人工衛星を構成するモジュールの提案です。組み合わせなど、よく考えられています。
作品名:ダイソン球衛星
◎佳作 太田 大雅 (島根県立松江工業高等学校)
キャビンが丸い形の人力車です。形状の楽しさだけでなく,車輪などがよく描けています。
作品名:近未来型人力車「Human Power Car」
◆ 自由部門
◎優秀賞 白石 迅人 ほか6名 (香川県立多度津高等学校)
瀬戸大橋の形からヒントを得たベンチの提案です。二人で座ると体を寄せ合う形になる、恋人達用のベンチです。アイデアや造形は目を見張るものではないものの、実際に座れるベンチを制作した点を評価しました。
◎佳作 栂野 葉流 (東京都立工芸高等学校)
左にやるべきこと、右に心の余裕パーツをのせてバランスを取ることで心の余裕を持てるオブジェです。寄せ木細工のような模様が綺麗です。
◎佳作 三浦 慧大 (宮城県気仙沼向洋高等学校)
太陽系のオブジェです。機構については未完成ですが、目を惹かれます。
◎佳作 遠藤 稜太 (福岡県立八女工業高等学校)
災害時などの悪路では腕を使い移動し、その腕で荷物の積み下ろしもするロボットです。手足を共用するのがユニークです。
◎佳作 小倉 沙祐 (群馬県立伊勢崎工業高等学校)
不死鳥のオブジェです。多くの部品をダイナミックな鳥の形にまとめあげたことを評価しました。
◆ 3Dモデリング部門
◆ 3Dプリンタ造形部門
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NITプロダクトデザインコンテスト事務局
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