NITプロダクトデザインコンテスト2024
本コンテストにおけるプロダクト(工業製品)とは
車・飛行機などのモビリティや日用雑貨、家具、文房具、玩具、家電、道具、工具などなど、さまざまなプロダクト(工業製品)があります。各部門に設定された条件に沿っていれば、どのようなプロダクトでも構いません。ただし、本コンテストの提案の中には必ず物理的な形の提案を含めてください。（例えばソフトウエア単体の提案は避けてください。提案の中にソフトウエアやサービスが含まれる分には問題ありません）
応募要項
■応募部門の詳細
今年度は、下記の4部門を用意しました。
● オリジナルアイデア部門:「気分を上げるプロダクト」
(提出形態A )
A3の提案書で審査する部門です。詳しくは「提出形態A」をご覧ください。普段の生活や、ハレの日、落ち込んだ時などに、気分を上げることのできるプロダクトを提案してください。提案するプロダクトの使い方や魅力を提案書の中で表現して下さい。提案の新規性や魅力、説得力、わかりやすい表現などを審査します。
● 自由部門
(提出形態A )
A3の提案書で審査する部門です。詳しくは「提出形態A」をご覧ください。他の部門に当てはまらない、自由な発想のプロダクトの提案をしてください。提案の新規性や魅力、説得力、わかりやすい表現などを審査します。
● 3Dモデリング部門:「動く機構をもったプロダクト」
(提出形態B )
CADデータで応募する部門です。提案書とCADデータで審査します。詳しくは「提出形態B」をご覧ください。あなたの考えた、動く機構を持ったプロダクトを提案してください。できる限り、動く機構をCADで表現してください。提案の新規性や魅力、機構の工夫、構造の妥当性などを審査します。
● 3Dプリンタ造形部門: 「おもしろい形のオブジェ」
(提出形態C )
3Dプリンタを用いた造形物で応募する部門です。提案書と造形物で審査します。詳しくは「提出形態C」をご覧ください。あなたが考える3Dプリンタの造形特性を活かしたおもしろい形のオブジェを提案してください。造形物の形状の面白さと美しさを審査します。積層造形ならではの作品を期待します。
提出物の条件
オリジナルアイデア部門、自由部門は提案書が審査の主体です。提案書で意味や魅力が伝わるよう、しっかり作り込んでください。作品の形がわかる図面は、立体物として成立しているかどうかを確認するための補助資料です。
3Dモデリング部門はCADデータが、3Dプリンタ造形部門は造形物が審査の主体です。この2部門の提案書、図面は補助資料ですが、工夫した点、こだわった点などPRポイントを提案書に必ず記して下さい。
提出形態Cの3Dプリンタ造形物を除き、データでの提出ですが、ネット提出ではなくデータを入れたメディアを郵送していただきます。
●全部門共通の提出物
以下の3つは、全部門共通の提出物です。不備がある場合、審査対象から外す場合があります。
→盗用でないこと・公序良俗に反しないことの誓約書[書式提供]
→提案書[A3横1ページにまとめること。書式提供。貼り付ける作品画像の解像度は、A3印刷時に200dpi以上とする。※画像の解像度が足りない場合、審査対象から外す場合があります。]
→作品の形がわかる図面[作品の形を確認するために提出。書式提供なし。紙はA3横長で描く。前から見た図(正面図)、上から見た図(平面図)、横から見た図(側面図)を入れる。寸法は外形寸法を記入すること。PDF形式にて提出。手書きの場合はスキャナやスマホアプリでスキャンしPDFにすること。※CADから出した図面の場合、部品が抜けることがあるので、PDFを作成したパソコン以外で開き、データに欠損がないか確認しておくこと。]
●提出形態A (オリジナルアイデア部門、自由部門)
→全部門共通の提出物のみ
●提出形態B (3Dモデリング部門)
→全部門共通の提出物
→作成した3Dソフトのオリジナルファイル及び、その3D中間ファイル(IGES・STEP・OBJのいずれかに限る)[全部品データと組立データなど全て]
●提出形態C (3Dプリンタ造形部門)
→全部門共通の提出物
→全ての部品のS T Lデータ
→3Dプリンタの造形物
・FDM式3Dプリンタの造形物のみで構成されていること(パーツの接着は可)
・組み立てた時の最大外形寸法の縦横高さの合計が50mm以上600mm以下の範囲に収まること。
・塗装などの表面処理はせず、3Dプリンタで造形したままにすること。
・壊れないように作品発送時の梱包には気をつけること。造形品及び梱包材は基本的に返却しません。
応募資格
2024年10月時点で、高等学校または高等学校に準じる学校の高等学校1〜3年生に相当する在校生のみで構成されたチーム、あるいは在校生個人とします。
応募手続き
■参加登録
2024年4月1日（月）から2024年8月21日（水）の間に、参加登録をしてください。
参加登録
作品は個人またはチームごとに何作品でも応募できます。ただし、１作品ずつ別々に参加登録して下さい(複数作品を一度に登録することはできません)。参加登録後に部門変更する場合は、必ず新規で参加登録してください(変更の旨をコメントに入れておいてください)。
■作品送付
参加登録を済ませた上で、各部門で指定された提出物を提出して下さい。締切日は2024年9月6日（金）/必着 です。
応募に際しての注意
応募作品は、未発表かつ他者の知的財産権を侵害しないもの・今の世の中にないもの・公序良俗に反しないものに限ります。応募の際には、本件に関する誓約書を提出願います。(書式を提供) 応募作品は基本的に返却しませんのでご了承ください。
作品送付先およびお問い合わせ先
応募に関する問い合わせは、下記のボタンからお願いします。
■お問い合わせ先
〒345-8501 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台４－１
NITプロダクトデザインコンテスト事務局
E-mail： pdcontest@nit.ac.jp
その他告知事項
■表彰式への参加について
2024年10月27日(日)に表彰式を日本工業大学(以下、本学)で行う予定です。この表彰式及び同日行う高校生向けデザインのワークショップには表彰者以外でもご参加いただけます。準備の都合がありますので、参加希望者は早めの連絡をお願いします。
表彰式に参加する表彰者(グループの場合は代表者)1名およびその指導者などの付き添い者1名の交通費は、本学で負担します。また、遠方から参加する表彰者1名およびその付き添い者1名は、一泊に限り本学で宿泊費を負担します。なお、同じ学校で複数の受賞者がいる場合、交通・宿泊費を負担する付き添い者は、1校1名までとします。また、交通・宿泊費の本学負担額は、本学の規定に基づく金額まで(日本国内のみ)とします。金額は事前に提示し、表彰式当日にお渡しします。
■個人情報の取り扱いについて
本コンテストに関する個人情報は、NITプロダクトデザインコンテスト事務局において管理し、本コンテストに関連する活動以外の目的には使用致しません。
■応募作品の公開範囲等について
応募作品とその応募部門・タイトル・コンセプト、応募者の氏名、応募者の学校名、使用したソフト名、使用した3Dプリンタ名は、受賞の有無に関わらず主催者および協賛各社の本コンテストに関連するWebサイト、著作物、その他広報活動等で、応募者に断りなく加工・使用することがあります。なお、応募作品の著作権は本人が所持し、主催者に帰属するということはありません。
［主催］日本工業大学
［後援］埼玉県教育委員会（申請中）、（公社）全国工業高等学校長協会（申請中）
［協賛］ソリッドワークスジャパン株式会社（予定）、武藤工業株式会社