知能ネットワークシステム研究室 (細沼 恵里) |データサイエンス学科|学部・大学院|実工学教育の日本工業大学

先進工学部データサイエンス学科

知能ネットワークシステム研究室 

細沼 恵里 助教

教員紹介

研究室紹介

当研究室では、高度なスマート社会の実現に向けて、データがもつ「意味」に着目した通信技術の研究開発、実環境を想定したIoTシステムの実装に取り組んでいます。ネットワーク上でやり取りされるデータを「単なるビット列」として処理するのではなく、データがもつ「意味」に着目した新たな情報通信技術へシフトすることによって、人々の生活に根ざした高度な情報社会の実現を目指します。

主な研究紹介

データがもつセマンティクスに着目した通信技術の研究開発

ネットワークを介してやり取りされるデータの中には、人間がデータに触れた際に知覚できる様々な意味や意図(セマンティクス)が含まれています。例えば、画像データには、画像に写り込んでいるいる物体の種類、特徴、状態、物体の周辺の背景の様子などといったセマンティクスが含まれています。当研究室では、これらのセマンティクスに基づいた新たな情報通信技術の研究開発に取り組んでいます。

例:
・重要度やユースケースに応じたセマンティクスの抽出方法
・特定のセマンティクスと生成AIを用いたデータの復元方法

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実環境を想定したIoTシステムの実装

建物内や農場内での環境センシングや監視システムなど、様々な環境やユースケースを想定したIoTシステムの実装に取り組んでいます。理論的な検討に加えて、実際の環境へシステムを実装することにより、実環境特有の課題や問題点を洗い出し、より社会に根ざしたIoTシステムの実現を目指します。

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画像データに含まれるセマンティクスの例