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ロボティクス学科の鈴木宏典教授が自動運転車両実証走行実験に協力

先進工学部 ロボティクス学科の鈴木宏典教授が、川口市が目指す「交通ネットワークが充実した快適で利便な都市」の実現に向けた取り組みの一環として、2月2日~2月25日に実施された自動運転バスの実証走行を中心としたMaaS(注1)体験に協力しました。本事業は、内閣府の「未来技術社会実装事業」の一環で、川口市より委託を受けて実施したものであり、延べ316人の方に参加頂きました(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者のみの参加としました)。

自動運転車両実証走行実験は、BOLDLY(株)による自動運転バスの走行を中心に、鉄道から自宅前までの端末交通を一体的に予約・利用できる仕組み(MaaS)を体験いただくものであり、本学による自動運転パーソナルモビリティ(端末交通)の他、埼玉高速鉄道(株)による市内地下鉄利用、(株)アークノハラによる安全補完施設の設置、(株)工房による一体予約システム、(株)福山コンサルタントによる社会実装に向けた評価・検証など、多くの企業・団体の協力により実施されました。

本学は、利用者による呼び出しに応じて自動走行するパーソナルモビリティを三咲デザイン(同)と共同開発し、川口市が担う「端末交通の利便性向上に向けた取り組み」において、その実証走行を「SKIPシティ」の敷地内で行いました。このパーソナルモビリティは、自宅とバス停間等の「ラストワンマイル」における利用を想定した、スムーズな移動を実現するための交通手段で、川口市は自動運転バスとパーソナルモビリティを組み合わせることで、移動がより便利になるまちづくりを目指しています。

【用語説明】
(注1)MaaS:鉄道、バス、タクシー等の全ての交通手段をシームレスにつなぎ、1つのサービスとして捉える新たな移動         の概念

図1.jpg
実証走行の概要とデモの様子

【参考】
■鈴木宏典教授 教員紹介
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/rb_suzuki

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