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受賞
電子情報メディア工学専攻の長谷川さんが信号処理学会国際ワークショップにおいて学生論文賞を受賞
電子情報メディア工学専攻の長谷川さんが信号処理学会国際ワークショップにおいて学生論文賞を受賞
電子情報メディア工学専攻修士前期課程2年(伊藤研究室)の長谷川太悟さんが3月2日、信号処理学会の「非線形回路、通信、信号処理に関する国際ワークショップ(NCSP'25)」において学生論文賞を受賞しました。受賞論文は「群知能アルゴリズムを用いた受粉システムにおけるドローン経路制御のための変型SHADEの提案」
本研究ではドローンを用いた受粉システムにおいて、ドローンの飛行制御に係る消費電力の削減に成功しました。ドローンが低消費電力で飛行可能となるため、1台のドローンが従来よりも多くの受粉作業を担うことができます。本研究で提案した手法は、ドローンを活用したスマート農業システム全般に応用可能であると高く評価されました。
現在、農業分野は高齢化と労働者の減少が顕著になっています。今回の研究成果を含むICT技術が当該分野で普及すれば農作物の安定供給や労働者不足の解消につながり、人々の暮らしを豊かにできると考えられます。
受賞に際し長谷川さんは「この度の受賞は大変光栄です。ご指導いただいた先生方に感謝しています」と謝辞を述べています。
■NCSP'25公式サイト 受賞者一覧
https://ncsp.jp/NCSP25/authors.html#d
■データサイエンス学科 伊藤研究室
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/ds_ito