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受賞

電子情報メディア工学専攻・電気電子通信工学科の学生が電気学会の各賞を受賞

電子情報メディア工学専攻・電気電子通信工学科の学生が3月、「第26回 電気学会東京支部埼玉支所研究発表会 優秀論文発表賞」及び「電気学会東京支部 電気学術奨励賞」を受賞しました。受賞者は以下の通りです。


第26回 電気学会東京支部埼玉支所研究発表会 優秀論文発表賞
【受賞者名】電子情報メディア工学専攻2年 山口一歩さん(木許研究室)
【受賞日】2023年3月13日
【受賞論文題目】モデル化誤差を考慮したパラメトリックスピーカを用いたANCシステム
【研究内容】騒音を同振幅かつ逆位相の疑似騒音により抑制するアクティブノイズコントローラ(ANC)において、指向性の極めて高いパラメトリックスピーカを応用したシステムを提案し、従来では消音不可であった様々な経路(環境)変動に対して安定した消音を実現しました。一般的な室内など、より生活に身近な場所での使用が期待できます。

【受賞者名】電気電子通信工学科4年 金澤祥太さん(上野研究室)
【受賞日】2023年3月13日
【受賞論文題目】鉄スリップリングと銅黒鉛質ブラシにおける大電流通電時の摺動特性
【研究内容】モータや発電機等に使用されるスリップリングに、高い強度と耐摩耗性を持つ鉄を用いて、高周速・大電流通電時の摺動特性を明らかにしました。発電機に応用することで、発電安定性へ貢献できることが評価されました。


電気学会東京支部 電気学術奨励賞
【受賞者名】電気電子通信工学科4年 稲葉賢駿さん(木村研究室)
【受賞日】2023年3月31日
【受賞論文題目】交通渋滞の解消を目指した決定論的アントコロニー最適化法を用いた信号機制御手法の開発
【研究内容】交通渋滞を解消するための制御システムにおいて、従来とは異なり、一般的に用いられている交差点制御である信号機を用いた場合の決定論的アントコロニー最適化法の性能について調査しました。その結果、最短経路と比べて交通渋滞が起きにくいことを確認しました。本システムを用いることで、交通渋滞が軽減され、自動車移動時間の短縮や、さらに排気ガス減少によって地球温暖化の解決に繋がることが期待できます。
 

電気学会受賞.jpg
(左から)山口さん、金澤さん、稲葉さん
 


【参考】
◆一般社団法人 電気学会ホームページ
https://www.iee.jp/
◆電気学会東京支部埼玉支所ホームページ
http://www2.iee.or.jp/~iee-saitama/
 

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