日本工業大学 :: 県内工業高校2校と連携し、特別支援教育向けアプリ開発プロジェクトの成果を発表

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県内工業高校2校と連携し、特別支援教育向けアプリ開発プロジェクトの成果を発表

2月9日、彩特ICT/AT.laboと日本工業大学(人と暮らしの支援工学センター)の共催で彩特ICT/AT.labo第20回研究大会がハイブリット形式で開催されました。
彩特ICT/AT.laboは、埼玉県の特別支援教育におけるICTとAT(アシスティブテクノロジー:支援機器・技術)を活用した教育を普及推進している研究会です。1年に2回、彩特ICT/AT.laboと研究大会を開催しており、今年度で10年目、今回が記念すべき第20回大会となりました。

研究大会では下記の連携プロジェクトの成果が発表されました。

○越谷総合技術高校 × 越谷西特別支援学校
「語彙力を増やすアプリ」「リズム作りアプリ」

○久喜工業高校 × 騎西特別支援学校
「名詞&動詞学習アプリ」

○日本工業大学データサイエンス学科 × 越谷西特別支援学校
「SNSの使い方学習アプリ」

○日本工業大学情報メディア工学科 ×越谷西特別支援学校
「Kinectを利用したフィジカルトレーニングシステム」
 ①「ハーベストフェスティバル」②「モグラスマッシュ」
 ③「リズムゲームTAION] ④「ボールラッシュゲーム」

○日本工業大学データサイエンス学科×騎西特別支援学校
「Webカメラを利用したフィジカルトレーニングシステム」

お聞きいただいた特別支援学校の多くの先生方からは期待の声と多くのアドバイスが寄せられました。また、午後のデモ展示では、データサイエンス学科が開発している「Webカメラを利用したフィジカルトレーニングシステム」や「スイッチ教材を使ったボーリングシステム」の実演を行い、工業高校生徒と大学生、特別支援学校、大学、高校教員の間で活発な意見交換を行いました。互いにシステムの課題を共有し,開発プロジェクトを進めていくことへの理解を深めました。今後もさらに連携を深め、ユーザー目線に立ったものづくりを極めていきます。

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    オープニング
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    Kinectを利用したフィジカルトレーニングアプリの紹介
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    リズム作りアプリの紹介(越谷総合技術高等学校)
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    名詞&動詞学習アプリ(久喜工業高等学校)
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    フィジカルトレーニングアプリの性能評価実験に参加する皆さん。この後の意見交換で大いに盛り上がりました

■特別支援教育のNEXT GIGA -彩特ICT/AT.labo 第20回冬季研究大会-HP
https://saitoku20.peatix.com/

■彩特ICT/AT.labo
https://saitokuictat.wordpress.com/

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