RESEARCH HEADLINES研究活動トピックス
橋浦准教授がNHK学園と高校DX加速化推進事業に関する共同研究を昨年に続き実施
データサイエンス学科の橋浦弘明准教授は昨年度より、文部科学省「高等学校デジタル人材育成支援事業(DXハイスクール)」に指定されているNHK学園(東京都国立市)と連携し、共同研究プロジェクトとして「データサイエンス・センシング実習」のモデル開発を行っています。
このプロジェクトは今年度も継続して進められ、9月17日にキックオフが行われました。
プロジェクトのモデル開発には、同学園が学びの多様化学校(不登校特例校)として設置している「ライフデザインコース」で「情報技術」を履修している生徒、および全国の希望する生徒が参加。自宅に環境センサーを設置して気温や気圧などの環境データを計測し、サーバーに集積します。
日々蓄積されていくビッグデータを、生徒一人ひとりがそれぞれの仮説をもとに取り出して分析・統計処理し、その可視化に取り組みます。自分自身が全国各地から集まるビッグデータのひとつであることを実感しながら、新たな目線で世界を読み解いていくことを目的とした、広域通信制高校ならではの探究的な教育プログラムに寄与するものです。
橋浦准教授は専門分野である「知能ソフトウェア工学」等の知見と技術を駆使して、本プロジェクトを推進しています。
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(左より)NHK学園・荒木理事長、橋浦准教授 -
オンラインセッションの様子
【参考】
◆データサイエンス学科 橋浦弘明准教授プロフィール
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/ds_hashiura
◆NHK学園高等学校
https://www.n-gaku.jp/sch/