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受賞
日本銅学会第65回講演大会で「学生優秀講演賞」を受賞
機械システム工学専攻博士前期課程2年(瀧澤研究室)の大貫陽生さん(越谷南高等学校出身)が11月1日、日本銅学会第65回講演大会において「学生優秀講演賞」を受賞しました。
受賞した講演論文名は「ロープ式十字形二軸引張試験機を用いたタフピッチ銅の調質圧延材の降伏曲面の測定」です。
本研究では、電気自動車の普及に伴い需要が高まる銅を対象として、二軸応力下での降伏曲面を測定しました。これまで銅の降伏曲面は測定例が少なく、成形シミュレーションの適用も限定的でした。今後、降伏曲面の測定事例が増えることで、銅板の成形シミュレーションの解析精度向上が期待されます。
受賞に際し大貫さんは「このような賞をいただけて大変嬉しく思います。指導教員をはじめ、ともに研究に励んできた研究室の仲間、また、わかりやすいプレゼンテーションを指導していただいた中尾先生に深く感謝申し上げます。」とコメントしています。

【参考】
◆一般社団法人 日本伸銅協会(日本銅学会)
◆学生優秀講演賞(第65回講演大会受賞者)
◆機械工学科 固体力学研究室(瀧澤英男 教授)