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受賞

機械工学科の石川貴一朗准教授が日本建設機械施工大賞 大賞部門「優秀賞」を受賞

6月16日、機械工学科の石川貴一朗准教授が日本建設機械施工協会 令和5年度 日本建設機械施工大賞 大賞部門において、大林組・大本組と連名で「優秀賞」を受賞しました。受賞業績名は「ニューマチックケーソン工法の自動掘削システム」です。

日本建設機械施工大賞は、建設機械及び建設施工に関する技術等に関して、調査・研究、技術開発、実用化等により、その向上・普及に顕著に寄与したと認められる業績を表彰し、国土の利用、開発・保全及び経済・産業の発展に寄与することを目的として開設されたものです。 

本研究は、大林組・大本組からの受託研究によるものです。ニューマチックケーソン工法の自動掘削システムは、オペレータの遠隔操作により行っていた掘削を完全無人で施工する技術のことで、掘削範囲と排土位置を予め指定しておくことで、運転を開始してから指定した範囲の掘削が完了するまで自動での作業が可能となります。それにより省人化と生産性の向上に貢献できます。
他の施工機械への発展につながる技術であることが高く評価され、今回の受賞となりました。

建設機械施工大賞 石川先生.jpg
受賞した石川准教授


【参考】
◆一般社団法人日本建設機械施工協会
https://jcmanet.or.jp/
◆ニューマチックケーソン工法の自動掘削システム
https://jcmanet.or.jp/jcma2019wide/wp-content/uploads/2023/06/r05_04.pdf
◆石川貴一朗准教授 プロフィール
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/me_ishikawa
 

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