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応用化学科の小池准教授が無機化学系学術誌の優秀論文賞を受賞
基幹工学部応用化学科の小池隆司准教授が2月21日、無機化学系学術誌「Inorganic Chemistry Frontiers」の優秀論文賞を受賞しました。論文題目(和文)は「Ru(ルテニウム)およびIr(イリジウム)金属錯体光レドックス触媒による可視光ラジカル反応」です。
同誌(現在のImpact Factor =6.1 )の創刊10周年を記念して、過去に出版された論文の中から学術的価値や様々なメトリックス指標(article downloads、Altmetric score、citations)をもとに優秀論文賞が選出されました。小池准教授が2014年に発表した総説が選出論文(10報)の一つになりました。
本研究は光エネルギーを有効活用した分子変換技術や物質生産技術の開発や発展につながり、省エネルギーで環境調和型社会の構築に役立つと期待されています。
受賞にあたり小池准教授は「過去15年ほどの間に本研究領域は急速に進展しました。自身も本研究分野で引きつづき研究していますが、本論文が研究分野の発展に貢献できたのなら非常に光栄です」とコメントしています。