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電気電子通信工学科の学生がエレクトロニクス実装学会の回路・実装設計技術委員会奨励賞を受賞
電気電子通信工学科(大田研究室)に所属する学生2名が6月22日、エレクトロニクス実装学会の高周波エレクトロニクス実装技術研究会 2026年度第1回公開研究会において回路・実装設計技術委員会奨励賞を受賞しました。
両研究は産業技術総合研究所との共同研究として行われたもので、ウェアデバイス技術を活用した人の動作や発話の認識に関する研究成果が高く評価されました。
受賞者は以下の通りです。
◆❖◇ 回路・実装設計技術委員会奨励賞 ◇❖◆
【受賞者名】
電気電子通信工学科4年 鈴木 脩斗さん
【受賞題目】
アームカバー型伸縮センサによる手部及び前腕動作の識別可能性の検証
【研究内容】
手や腕の動きを計測できるアームカバー型センサを用いた研究であり、布そのものがセンサとなるウェアデバイス技術を活用しています。装着時の負担が少なく自然な動作計測が可能である点や、楽器演奏の上達支援、リハビリ、スポーツ分野などへの応用可能性が評価されました。
今後は、アームカバーを装着するだけで手や腕の動きを認識し、楽器演奏やスポーツのフォームを確認、リハビリ中の方における腕の動きの回復状況の記録などへの活用が期待されます。
【受賞者のコメント】
この度の奨励賞の受賞を大変嬉しく思います。研究を進めるにあたりご指導いただいた大田先生をはじめ、ウェアデバイスをご提供いただいた産業技術総合研究所の泉さん、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより一層研究活動に取り組んでまいります。
【受賞者名】
電気電子通信工学科4年 吉實 拓耶さん
【受賞題目】
複数の高感度な伸縮センサの組み合わせによる日本語の母音認識の検討
【研究内容】
声を出さずに言葉を認識する技術に関する研究であり、マスク型およびネックウォーマー型のウェアデバイスを用いて発話動作を計測し、母音を推定する新たな手法としての可能性が評価されました。
本研究の成果は、従来の音声認識が利用しづらい環境において、新たなコミュニケーション手段としての活用が見込まれています。特に、騒音環境下で情報伝達、発声が困難な方への支援、プライバシーを確保した状態での機器操作などへの応用が考えられます。声を出さずに言葉を伝える新しい技術の実現を目指しており、将来的な社会実装が期待されます。
【受賞者のコメント】
今回このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。研究を支えてくださった産業技術総合研究所の泉さんをはじめ、ご指導いただいた大田先生に深く感謝しております。今後もより良い研究成果を目指して取り組んでいきたいです。

(左から)吉實さん、鈴木さん
【参考】
一般社団法人 エレクトロニクス実装学会
産業技術総合研究所
電気情報工学科 マルチメディア信号処理研究室(大田健紘准教授)