RESEARCH HEADLINES研究活動トピックス
受賞
専門職大学院修了の佐野さんが日本経営システム学会の学生研究発表優秀賞を受賞
大学院技術経営研究科技術経営専攻(専門職大学院)を3月に修了した佐野典康さんが6月23日、日本経営システム学会の学生研究発表優秀賞を受賞しました。受賞論文題目は「次世代創薬技術が医薬品供給構造と医療アクセスに与える影響」。
従来の創薬研究が薬の効果や技術的優位性に着目してきたのに対し、本研究では創薬技術を薬の効果だけでなく製造、物流、価格、規制といった供給構造の観点から評価する視点を提示しました。また、分析から結論に至るまでの論理性に加え、質疑応答においても研究内容を分かりやすく説明したことが高く評価されました。
本研究の成果は将来的に、新しい医薬品をより多くの患者へ安定的に届けるための創薬戦略や医療政策の検討に活用されることが期待されます。

受賞に際し佐野さんは「1年間という短い期間ではありましたが、専門職大学院で技術と経営の双方について多くを学ぶことができました。その成果を学会発表という形で発信し、高く評価いただけたことを大変光栄に思います。ご指導いただいた岡本和也教授に心より感謝申し上げます」と話しています。また「私は20年以上にわたり創薬研究に携わってきました。優れた薬を開発するだけでなく、その薬を必要とする患者へ確実に届けることも創薬研究者の重要な使命であると考えています。今後も創薬と社会実装の両面から医療への貢献を目指していきます」と抱負を述べています。
佐野さんの研究実績についてはORCID(No. 0009-0009-1630-4918)をご参照ください。