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電子情報メディア工学専攻の齊藤さんが日本ソフトウェア科学会第41回大会の「学生奨励賞」「優秀発表賞」を受賞
電子情報メディア工学専攻博士前期課程1年(橋浦研究室)の齊藤悠太さんが2024年9月12日、日本ソフトウェア科学会第41回大会において「学生奨励賞」「優秀発表賞」の二つの賞を受賞しました。受賞研究名は、「教授者のクラス配置に基づいた初学者向けクラス図作成支援手法」。
演習中の学習者に対して成果物の正誤を示すだけでなく、学習者のクラス図のレイアウトを教授者のレイアウトに自動変換することで、モデリング演習中の学習者への効果的な支援を行うための手法を提案しました。今まで別の分野(リバースエンジニアリング)で研究されていた「クラス図のレイアウト」を学習支援に用いた点、実験によって学習者への有効なフィードバックになることが明らかになった点が評価されました。
将来的には、演習中に有効なフィードバックを提供することが可能となり、学習効果の向上、試行錯誤の促進、自己修正能力の向上、そしてモチベーションの向上が期待されます。
受賞に際し、齊藤さんは次のようにコメントしています。
「この度は、このような栄誉ある賞をいただき、大変光栄です。大会発表の準備や研究活動がこのような形で評価していただけたこと、大変嬉しく思います。今回の研究で新たに生まれた疑問点や改善点を深掘りし、先輩方のように海外発表も目指して英語の勉強に励みたいと思います。また、この受賞を励みに、今後もさらに研究に邁進して参ります。」
【参考】
◆日本ソフトウェア科学会(日本ソフトウェア科学会第41回大会)
https://jssst2024.wordpress.com/
◆データサイエンス学科 知能ソフトウェア工学研究室(橋浦弘明 准教授) https://www.nit.ac.jp/department/science/lab/lab3/intelliegnt
◆知能ソフトウェア工学研究室
https://kbse.nit.ac.jp/