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受賞
電子情報メディア工学専攻の学生が電子情報通信学会ネットワークシステム研究会において「はじめての研究会講演優秀賞」を受賞
電子情報メディア工学専攻修士前期課程2年(伊藤研究室)の渋谷陸斗さんが10月10日、電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会において「はじめての研究会講演優秀賞」を受賞しました。受賞講演名は「都市部ラストマイル配送計画問題に対するメタヒューリスティック手法に関する一検討」です。
配送業界では刻々と変化する配送需要に対応するため、高品質な配送経路を短時間で導出することが求められています。提案手法は2つのメタヒューリスティック手法を組み合わせることで、計算時間を抑えつつ高品質な配送経路を導出することに成功。実社会への応用が期待できるとして評価されました。
本研究の成果を応用することで、Amazonや楽天などのECサイトを利用した配送において、経路計算の効率化が進み、配送遅延の軽減や配達時間の短縮が期待されます。これにより、利用者はより迅速に商品を受け取ることができると考えられます。
受賞に際し渋谷さんは「このたびの受賞を大変光栄に思います。ご指導くださった諸先生方に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより一層研究活動に邁進してまいります。」とコメントしています。
【参考】
◆電子情報通信学会 ネットワークシステム研究会 はじめての研究会講演奨励賞・優秀賞
◆データサイエンス学科 インテリジェントシステム研究室(伊藤暢彦 准教授)