彩の国連携力育成プロジェクト|教育力・研究力|実工学教育の日本工業大学

彩の国連携力育成プロジェクト彩の国連携力育成プロジェクト

埼玉県内の4大学で連携、協働した 「彩の国連携力育成プロジェクト」が 日本学術振興会より最高評価(S)を受けました。

1.はじめに

 本学は、平成24年度から平成 28年度まで、埼玉県立大学・埼玉医科大学・城西大学の県内3大学と連携、協働し、文部科学省補助事業である「大学間連携共同教育推進事業(地域連携)」の採択をうけた「彩の国連携力育成プロジェクト」を展開し、「連携力の高い専門職育成」を目指してきました。
 学生は共に同じ場で学び、考え、提案しあうことにより新たな知見や連携する力を得て、教職員は共通のカリキュラムや教材を開発し教育の質の担保を目指すなど、当プロジェクトはこの4年間で多くの成果を得ました。
 このたび、当プロジェクトは日本学術振興会による事業評価の結果、最高評価となる「S評価※1」を受けることができました。

2.日本学術振興会からの評価について

 総括評価:S※1
 計画を超えた取組が行われ、優れた成果が得られていることから、本事業の目的を十分に達成できたと評価できる。

※1:    S,A,B,Cの 4段階区分で最高評価。
大学間連携共同教育推進事業(地域連携区分)における評価結果は次のとおり。
S:7件(当取組を含む)、A:15件、B:2件、C:1件(計:25件)
 評価の詳細は、日本学術振興会ホームページ(https://www.jsps.go.jp/j-ppiuce/jigo_kekka.html)をご参照ください。

3.今後に向けて

 当プロジェクトは、平成29年度より上記の県内3大学のほか埼玉県とも協力しつつ、新たなスタートを切りました。地域住民の質の高い暮らしの実現をめざして、補助期間中に開発した、学生を対象とする教育プログラムを発展させていくとともに、地域住民や専門職を対象に含めた連携力育成の取り組みを進めています。
 本学建築学科・生活環境デザインコースにおいても、「連携力の高い専門職」の育成に貢献するとともに、在学生と卒業生が活躍できる教育の機会を引き続き提供してまいります。

4.彩の国連携力育成プロジェクトの内容はこちら(埼玉県立大学ホームページ)

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当プロジェクトが開発した彩の国連携科目「IPW実習」
4大学の学生が保健医療福祉の現場へ赴き、地域が抱える課題を通して、連携や協働を学びます。