彩の国連携力育成プロジェクト彩の国連携力育成プロジェクト
共同学習事業 ~ケアとしての商いを考える~ を開催しました
2月26日(火)に、当プロジェクトの連携校(埼玉県立大学・埼玉医科大学・城西大学・本学)の学生を対象とした勉強会を、宮代町のコミュニティセンター進修館を会場として開催した。
この取り組みは、連携校の学生が、正規の授業を超えて、より日常的に関わり合い、学び合う関係をつくるきっかけとして企画されたものである。
今回の勉強会は、高齢の方などが抱える日々のちょっとした困りごとの解決を展開する、株式会社御用聞きの古市盛久氏、著書『マーケットでまちを変える』を通じ、公共空間の使いこなしによるコミュニティ形成の可能性を提示する、建築設計事務所O+Architectureの鈴木美央氏をお迎えして開催した。両氏のショートレクチャーを起点に、連携校学生のほか教員や地域の現場で活躍される方々も加わり、参加者一同がグループディスカッションを展開した。
ディスカッションの主なキーワードは「ケア」、「商い」、「コミュニケーション」であり、意見が途切れない活発なディスカッションが展開された。
当勉強会を通じ、参加者はケアについて考える新たな視点や、ケアの本質について考える契機を得た。グループディスカッションにより、様々な立場や分野の人の視点や経験から学んだという声も多くあがった。
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地域の諸問題を一同で考察 -
鈴木美央氏のショートレクチャー -
グループディスカッション -
参加者の発表風景