日本工業大学 :: 電子情報メディア工学専攻・電気電子通信工学科の学生が電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会において「学生優秀発表賞」を受賞

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受賞

電子情報メディア工学専攻・電気電子通信工学科の学生が電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会において「学生優秀発表賞」を受賞

電子情報メディア工学専攻博士前期課程2年の黒澤達也さん、電気電子通信工学科4年 山内実佳さん(平栗研究室)が1月27日、電子情報通信学会コミュニケーションクオリティ研究会において「学生優秀発表賞」を受賞しました。

黒澤さんは「小型ドローンを用いた受粉システムの温室ハウス圃場実験」の研究内容で発表しました。本研究は、生研支援センター(農林水産省)「イノベーション創出強化研究推進事業」(JPJ007097)における研究成果の一部であり、ハチの代わりにドローンを用いることで、トマトおよびナシの受粉を行えるようになることが期待されています。

山内さんは「機械学習によるナシ花粉量推定」の研究内容で発表しました。本研究は、生研支援センター(農林水産省)「戦略的スマート農業技術等の開発・改良事業」(JPJ011397)における研究成果の一部であり、ナシの花の花粉の採取をAIを用いて最適化することにより、輸入に頼らず安全な花粉を国内で賄うことができるようになります。

いずれの研究も将来のスマート農業にかかわる先端の研究であり、日本の農業に貢献できる研究課題として評価されました。

受賞に際し黒澤さん、山内さんは「学生優秀発表賞という名誉ある賞をいただき大変嬉しく存じます。この受賞は、指導してくださる平栗教授をはじめとする学内外の先生方や平栗研究室の皆様のおかげです。ありがとうございました。」とコメントしています。
 

平栗研受賞.jpg
成田学長との記念撮影
受賞した山内さん(左)と黒澤さん(右)
※写真撮影の時だけマスクを外しました。


【参考】
◆コミュニケーションクオリティ研究会
https://www.ieice.org/cs/cq/jpn/
◆研究室紹介(無線伝送メディア研究室・平栗健史教授)
https://www.nit.ac.jp/department/electronic/lab/lab2/transmission_media
 

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