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電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会「学生研究奨励賞」を受賞
電子情報メディア工学専攻博士前期課程1年(伊藤研究室)の星野武尊さんが9月22日、電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会の「学生研究奨励賞」を受賞しました。受賞研究名は「きゅうりの等級判定のためのRGB色空間を使用した教師データ生成手法」です。
星野さんは本研究において、きゅうりの画像から、大きさや曲がり具合などの情報を抽出し、人工知能によって自動できゅうりの等級を推定することに成功しました。従来にはない発想で、従来よりも高い精度で等級判別を行うことが可能となり、実在する農協組合の等級基準に基づいて有効性を確認した点が評価されました。
等級判定にはノウハウが必要であるため、中小規模の農家では経験豊かな農業従事者が自らの手で等級判定を行っていますが、本成果を活用することで、きゅうりを判定機に置くだけで等級情報を取得することができるため、繁忙期の人手不足の解消が期待できます。
受賞に際し星野さんは「今回の受賞を大変嬉しく思います。ご指導いただいた諸先生方には大変感謝しています。この受賞を糧に今後も研究に励んでいきたいと思います。」とコメントしています。
【参考】
◆電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会
https://www.ieice.org/cs/ia/jpn/doku.php?id=start
◆データサイエンス学科 インテリジェントシステム研究室(伊藤研究室)
https://www.nit.ac.jp/department/science/lab/lab2/info_communication