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電子情報メディア工学専攻の学生がコミュニケーションクオリティ研究会の学生優秀発表賞を受賞

電子情報メディア工学専攻(平栗研究室)に所属する学生2名が7月23日、電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ研究会において「学生優秀発表賞」を受賞しました。

受賞者は以下の通りです。

◆❖◇学生優秀発表賞 ◇❖◆

【受賞者】
電子情報メディア工学専攻博士前期課程2年 吉岡 理音 さん
【受賞題目】
地上走行型ロボットへの搭載を想定した日本ナシ用受粉機の開発
【研究内容】
ナシの人工受粉は労力が大きく、省力化が課題となっています。そこで、受粉作業の完全自動化を目指したロボットの開発と、さらに花粉を静電気で帯電させ、花に付着する効果を高めることで受粉率を向上させる技術の研究開発を進めています。本研究では、開発した受粉機を用いて実証実験を行い、その結果を発表しました。本技術は、ナシの名産地である埼玉県でも需要が高く、多くの農家にとって期待される研究成果として評価されました。
本成果は、短期間に集中する受粉作業を無人化し、高齢化や人手不足が進むナシ産地の労力軽減と結実の安定化を図るものです。さらに、リンゴなど他家受粉を必要とする果樹への展開も見込まれ、果樹栽培全体の省力化と安定生産を通じて、持続可能な農業への貢献が期待されます。
【受賞者のコメント】
このような賞を頂き、大変光栄に思います。ご指導いただいた平栗先生、清水先生、服部先生、さらには実験に協力いただいた埼玉県農業技術研究センターの研究員の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も研究に精進していきたいと思います。

【受賞者】
電子情報メディア工学専攻博士前期課程1年 坂本 琉生 さん
【受賞題目】
実圃場点群データを用いた小型UAVによる自動受粉飛行経路生成手法の検討
【研究内容】
本研究は、仮想空間にトマト栽培ハウスを三次元データで再現し、ドローンによる受粉作業をシミュレーションするものです。さらに、その結果を同一環境の実際のハウスに設置したドローンに指示し、作業を行わせるデジタルツイン技術の研究開発を進めています。本研究では、シミュレーションによる飛行経路の生成と動作の安定性を検証しました。今後は、実機とこのシミュレーターを接続し、実証実験を予定しています。本研究は、社会的なニーズが高く、工学的な技術と農学的な技術を融合している点が評価されました。
将来的には、今回の研究成果により、小型ドローンによる受粉作業を自動で行うことが可能となり、農作業の省力化が期待されます。
【受賞者のコメント】
今回の受賞を大変嬉しく思います。ご指導いただいた平栗教授をはじめ、学外の研究機関や企業の皆さまに大変感謝しています。この受賞を糧に、より一層研究に励み、多くの研究成果を発表できるよう精進してまいります。

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(左から)吉岡さん、坂本さん

【参考】
◆電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ研究会「受賞者(学生優秀発表賞)」https://www.ieice.org/cs/cq/awardees/
◆電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ研究会
https://www.ieice.org/cs/cq/
◆電気情報工学科 イノベーティブAgriComm研究室(平栗 健史 教授)
https://www.nit.ac.jp/department/electronic/lab/lab2/transmission_media

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