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令和5年度 日工大サイエンスプロジェクトを実施しました

第5次宮代町総合計画に位置付けられている「日工大サイエンスプロジェクト」は、小中学校の理科の授業において、大学の施設や設備を使った専門家による科学実験を通して、子どもたちの理科に対する興味・関心を高め、理科好きの子どもを育成し、自ら学ぶ児童生徒を育成することを目的としています。

昨年度、試験的に中学校1校(町立須賀中学校)のみ行いましたが、今年度は町内すべての中学校(3校)、および試験的に小学校1校(町立百間小学校)を対象に実施しました。

2月28日(水)は百間小学校6年生が来学し、本学埼玉キャンパス内の環境施設見学とカレッジマイスター「SDGs for Engineers」の見学を行いました。学生環境推進委員会の説明のもと本館屋上にあるソーラーチューブなどを見学した後は、応用化学棟にてSDGs for Engineers受講学生からバイオ炭についての説明がなされました。

3月5日(火)は百間中学校2年生、翌日6日(水)は須賀中学校・前原中学校の2年生が来学し、2グループに分かれて大学の研究体験を行いました。Aグループは先端材料技術研究センターで鈴木助手の説明のもと、電子顕微鏡について、また光学顕微鏡との違いについて学び、電気電子通信工学科では清水准教授の説明のもと、高電圧実験を行いました。一方Bグループは電気電子通信工学科の大田助教の説明のもと、コイルと電池を使用した実験から電磁誘導を学び、応用化学科の佐野教授の説明のもと、乳液とクリームの違いについて学びました。最後は2グループ共通で、振動発電やプラズマボール、テスラコイルの放電実験を体感しました。本学での研究体験は中学校の理科での学びと関連する内容になっており、中学校の皆さんには楽しみながら理解を深めてもらうことができました。

来年度は、町内のすべての小中学校を対象に実施する予定です。


【小学校】

  • ソーラーチューブ.jpg
    ソーラーチューブの見学
  • バイオ炭.jpg
    SDGs for Engineersの見学


【中学校】

  • 電子顕微鏡.jpg
    鈴木助手より光学顕微鏡と電子顕微鏡の違いについて説明
  • 清水先生.jpg
    清水准教授より高電圧実験の説明
  • 大田先生.jpg
    大田助教より電磁誘導の説明
  • 佐野先生.jpg
    佐野教授より乳液とクリームの違いについて説明
  • プラズマボール.jpg
    プラズマボール体験の様子
  • テスラコイル.jpg
    テスラコイルの放電実験の様子
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