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全国学生清掃週間(NSCWeek:National Student Cleaning Week)開催

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本学学生が他大学との連携で主催するSDGs活動で、参加団体がそれぞれ地元の海岸及び河川等で清掃活動を行ない、リモートで成果を共有する活動です。今回は3年目に当たり、昨年に比べて、参加大学が5校から7校(※1)に増加したことに加え、清掃活動場所及び活動内容とともに幅を広げることができ有意義な活動となりました。

活動のスタートとして、8月下旬に東京都荒川河川敷と神奈川県湘南腰越海岸において、それぞれごみ拾い清掃を行いました。9月初めには、新潟県に活動場所を移し、1日目に新潟県太夫浜海岸のごみ拾い清掃、2日目には太夫浜海岸に隣接する「海辺の森キャンプ場」を会場に、海岸清掃活動で集めたプラスチック等を使用してアート作品を創作する「海洋ごみアート」に参加しました。特に「海洋ごみアート」においては、近隣の小学生も一緒になり、ペンギンを模したアート作品やアクセサリーキーホルダー作りを楽しむことが出来ましたが、同時に子供たちに上手に教えることの難しさも知りました。このアート創作活動を通して、学生だけでなく子供たちにも海洋プラスチック問題や海洋汚染問題が私たちに直面する身近な環境問題であることを感じてもらいました。

9/19には成果発表会と勉強会を兼ねた活動報告会を、本学埼玉キャンパス(5号館)を会場に行いました。各地域の代表者から感想を交えながら成果発表が行われた後、続いて行われた勉強会では、応用化学科伴雅人教授による「マイクロプラスチック問題に向き合ってみよう」と題する講演を聴講しました。講演内容は、気候変動問題とプラスチック汚染問題の関係性とその影響、また将来のためにマイクロプラスチックに対して我々がどう対処したら良いのかという具体的な対応策にまで及び、参加学生にとって深い示唆に富むものとなりました。

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参加者たちと作成したごみアート(新潟県)

(※1:参加大学7校)
・新潟大学&新潟県立大学&新潟医療福祉大学&新潟国際情報大学
(新潟県学生環境団体:新潟環境ネットワークN-econet)
・湘南工科大学
・千葉大学
・日本工業大学学生環境推進委員会(愛称:E-にこっと)

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    腰越海岸で回収したごみの分別作業(神奈川県)
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    荒川河川敷でごみ拾い(東京都)
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    参加団体と大夫浜でごみ拾い(新潟県)
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    成果発表会(伴教授によるハイブリット形式の講演会)
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