電気電子通信工学科の平栗健史教授が７月１５日、電子情報通信学会・通信ソサイエティ・コミュニケーションシステム研究会において「コミュニケーションシステム研究会委員長賞」を受賞しました。

今回の受賞は、５Ｇや将来の６Ｇに向けてドローンを移動中継局としたエリア拡大を実現する技術　「６Ｇシステムに向けた移動中継局を用いた新しい無線システム」についての研究発表となります。　
また、総務省によるＳＣＯＰＥ（戦略的情報通信研究開発推進事業）フェーズ１の研究課題として、新潟大学の故・西森先生と取り組んできた研究成果です。現在はフェーズ２に移行し、代表機関として平栗教授が採択され、東京工業大学、東京都立大学、東京電機大学と共同でプロジェクトの研究を進めています。
また、受賞と併せて講演の依頼があり、本学会の開催中に招待講演として、「移動中継局を用いた次世代超高速伝送・広域エリア形成の研究開発 」の題目で、現在の研究進捗状況について紹介しました。

受賞に際し平栗教授は、「西森先生のご冥福をお祈りするとともに、本研究に関わる皆さまにお礼を申し上げます。」と語っています。　

【謝辞】
◆本研究の一部は、総務省SCOPE(JP215004001)の助成金を受けて行われました。

【参考】
◆電子情報通信学会・通信ソサイエティ・コミュニケーションシステム研究会
　https://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgs_regid=ec74e8db33b8fa0d6abef641aeddcbdcad4c7f23205eafed62a4844497711a88&tgid=IEICE-CS&charset=UTF-8
◆平栗健史教授プロフィール
　https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/ec_hiraguri
◆平栗健史教授　無線伝送メディア研究室
　https://www.nit.ac.jp/department/electronic/lab/lab2/transmission_media
◆基幹工学部　電気電子通信工学科
　https://www.nit.ac.jp/department/electronic