令和３年１０月１日に発表された、中央職業能力開発協会が主催する国家技能検定試験【機械加工職種　普通旋盤】に本学機械工学科の学生２名が挑戦し、見事に合格しました。

《普通旋盤２級合格者》※１０月１日発表
・平山 夏生　さん　機械工学科３年（日本工業大学駒場高校出身）
・宮下 大輝　さん　機械工学科３年（岡谷工業高校出身）


この技能検定では、決められた課題を決められた時間内に製作する実技試験と、機械工学の知識を問う学科試験が課せられます。従って、この技能検定に合格するためには、この課題に対する実技の習熟が不可欠であり、更には学科試験に備えた豊富な専門知識も必要です。

新型コロナウイルス感染症の対応により、学内施設への入室が制限・管理されたなかで受検者は『絶対合格する』という強い決意で臨み、思うように取り組むことが出来ない状況のなかで春休みを返上、２月から準備に入り、新学期となった４月以降は様々な制約・制限のなか授業時間の合間を工面し、「実技試験対策」として課題製作練習と「学科試験対策」として過去の試験問題による模擬試験を重ねてきました。

技能検定試験の本学の取り組みとして、今年で累計３１名が受検し、受検者全員が合格するという実績を続けていることは学生諸君の努力の賜物です。
 

合格した平山夏生さん（左）と宮下大輝さん（右）
（撮影時のみマスクを外しています）