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データサイエンス学科・情報メディア工学科1、2年生のチームが「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」で審査委員特別賞を受賞

12月6日、「開放特許を活用した学生アイデア発表会in埼玉」(主催:一般社団法人さいしんコラボ産学官・共催:埼玉縣信用金庫)の最終発表会が行われ、本学1、2年生の混成チーム「チーム日本工大」が、審査委員特別賞を獲得しました。同コンテストにおいて、本学は3年連続の審査委員特別賞受賞となります。

チーム名 チーム日本工大
プラン名 VRマップツクール ~大学編~
メンバー 川﨑 広大(データサイエンス学科 1年)
宮川 大輝(情報メディア工学科 2年)
一宮 光悦(情報メディア工学科 2年)
織田 蒼太(情報メディア工学科 2年)
諏訪 陵弥(情報メディア工学科 2年)
福田 俊介(情報メディア工学科 2年)
指導教員 筒井 研多(イノベーション・起業教育センター)

このコンテストは「大企業の特許を活用して、中小企業でも実行可能な商品化アイデア案を学生が提案する」ビジネスプランコンテストです。チームリーダーの川﨑さんは、本学入学前から「大学に入学したらビジネスプランコンテストに挑戦したい」と考えていました。入学直後に、受講中の授業「現代社会の基礎知識」を担当している筒井教授に相談したところ、「大学生活で必要なエンジニアとしての視点を学ぶのに適しているのでは」と、同コンテストを紹介され、挑戦を決意しました。チーム参加が基本となっているため、仲間集めに苦労した川﨑さんは、データサイエンス学科 荒川研究室の自主勉強会で知り合った2年生の先輩たちに相談をしました。後輩の入学前からの夢をかなえるために、情報メディア工学科2年生の先輩5名が一肌脱ぎ、6名のチームで同コンテストに参加しました。

テーマとなる開放特許リストからチーム合議で富士通株式会社の「3Dデジタイジング技術」を選択し、これに自分達の得意分野であるIT・VR技術と、大学生活で身近な「大学オープンキャンパス」のニーズを組み合わせ、VRオープンキャンパス実施に必要な大学キャンパスの建物計測・モデリング・当日運営を請け負うビジネスプランを提案しました。審査委員からは「プレゼンテーションの技法や熱意が優れており、また技術的な挑戦や検証が素晴らしい」という評価を頂き、過去最大の参加数となる7校19チームの中から審査委員特別賞を受賞しました。同コンテストでは、昨年・一昨年と本学大学院チームが審査委員特別賞を受賞しており、大先輩である大学院生からのバトンを受け取った学部1、2年生が、3年連続の快挙を成し遂げました。

チームリーダーの川﨑さん(1年)のコメントは、以下の通りです。
「協力してくださった先輩方、先生方ありがとうございました。入学当初からの目標を一つ達成することができました。今後は、より一層勉強に力を入れていこうと思います。」
先輩としてプレゼンテーション作成や当日プレゼン会場での発表フォロー等、川﨑さんを支えた宮川さん(2年)のコメントは、以下の通りです。
「まずは、アドバイスしていただきました筒井先生、一緒にビジコンを乗り切ったチームメンバーの皆様、誠にありがとうございました。ご協力いただいた方々のお力添えと、運が味方してくれたこともあり、賞をいただく事ができました。コンテストへの参加は大変でしたが、プレゼンのスキルが磨かれました。この経験を今後に活かしていきたいと思います。」

  • コンテスト受賞①.jpg
    賞状授与
  • コンテストで発表する1,2年生チーム③.jpg
    コンテストで発表する1、2年生チーム

1年生川崎(左下)と、彼を支えた2年生の先輩たち①.jpg
1年生 川﨑さん(左下)と、彼を支えた2年生の先輩たち

【参考】
◆一般社団法人さいしんコラボ産学官
https://www.collabosgk-saitama.com/

◆先進工学部 情報メディア工学科
https://www.nit.ac.jp/department/media
◆先進工学部 データサイエンス学科
https://www.nit.ac.jp/department/science

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