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2024年度EMS全員大会を開催

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5月16日、全学教職員を対象とする「2024年度EMS(環境マネジメントシステム)全員大会」が開催されました。この全員大会は、本学が取り組んでいる環境活動について、全学構成員が教育機関として掲げる方針や目標を共有するとともに、本学の環境関連研究や技術などの知見を深めることを目的としています。当大会次第は、次の通りでした。

1.     サステイナブルボード監査委員長の柳澤章理事長挨拶
NIT-EMS活動について、2001年のISO14001認証取得から2018年6月の自己宣言を経て現在に至る歴史的経緯を説明され、法人を中心に構成された「サステイナブルボード」による外部監査の意義にも言及されました。改めて全学が一致団結して環境活動に取り組むことの教育的・社会的重要性を強調されました。

2.     EMS・SDGs活動報告
雨宮NIT-EMS本部長より、2023年の実績を含めたEMS・SDGs活動の取り組みの概要及び2024年度の当活動のポイントを説明しました。続いて、学生環境推進委員会の赤澤颯委員長、原涼馬さん、ワニガスンダラ イワンさん、松井優羽さんより、学生独自の環境活動目標及びSDGs目標達成に向けた様々な活動の成果を紹介しました。

3.     2023年度SDGs活動補助金活用研究成果発表
同補助金による7件の研究を代表の学生が発表しました。この補助金制度は各学科からテーマアップしてもらい、教員のサポートのもとで学生達がSDGsテーマと位置付けた研究に取り組むことにより、SDGsを身近に捉えることを狙いとする意義があります。その成果発表は、毎年全員大会のメインイベントとなっています。

4.     代表環境管理責任者の竹内貞雄学長による閉会の挨拶
自己宣言によりEMS活動が教育機関としての管理に移行して以来、教職員や学生による活動が一段と活発に取り組まれていることが高く評価できる。今後はさらに、外部に対してより積極的に広報発信を行うことにより、企業や他団体と協働してSDGs目標達成に貢献できる機会を増やすことが期待されると結ばれました。

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    柳澤理事長のご挨拶
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    会場の様子
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    学生環境推進委員会の発表
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    SDGs活動研究発表者

<SDGs活動補助金研究成果発表>
1.「浮遊物体に作用する浮力と重力を用いた潮汐発電」
  機械工学科 増本憲泰講師 学生:伊藤勇貴さん、松本拓海さん
2.「研究用有機溶媒のリサイクル」
  応用化学科 大澤正久教授 学生:中里優花さん
3.「蠕動運動型能動カテーテルの開発」
  ロボティクス学科 中里裕一教授 学生:岸大智さん
4.「高齢者のYouTube視聴におけるサムネイルの感受評価に関する研究」
  情報メディア工学科 髙津洋貴准教授 学生:大塚琉大さん、船越広大さん
5.「ICIを活用したスマート農業」
  データサイエンス学科 伊藤暢彦准教授 学生:長谷川太悟さん
6.「東京都あきる野市・Ⅰ家住宅の保存・活用に向けての調査」
  建築学科 建築コース 野口憲治助教 学生:持田穂乃佳さん
7.「人口光と水耕栽培を用いた根菜栽培-水槽内でサツマイモの栽培⁉-」
  電気電子通信工学科 平栗健史教授 学生:遠藤啓太さん
※8.「SDGsにおける教育と世界的パートナーシップの構築及びSDGs教材の開発」
  共通教育学群 川上省三教授(※ご退職によりご紹介のみ)

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