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産学交流の講演会で、平栗教授がスマート農業の研究を紹介

NITEC埼玉産学交流会の例会が9月8日、本学の学友会館で開催され、電気電子通信工学科の平栗健史教授が「ドローンを使ったスマート農業支援と社会実装の展望」をテーマに講演を行いました。
同会は埼玉産業人クラブが会員企業の技術レベル向上を図り、地域産業の発展に寄与することを目的として活動しており、本学も協力しています。

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スマート農業をテーマに講演する平栗教授

スマート農業とは、ロボット、AI、IoTなどの先端技術を活用した新しい農業の形です。最新の農業技術では「土を使わない」「太陽を必要としない」「天候に左右されない」「作物の美味しさを引き出す」といった新しい栽培手法が採用されています。このような生産性の高い、労力を軽減するスマート農業は、国や企業によって新たな6次産業として積極的に推進されています。
こうした背景を踏まえて、平栗教授は自身が実践する人工光によるトマトの水耕栽培、自律飛行のドローンを使ったトマトやナシの受粉システム、雷シイタケ、産地形成のためのサツマイモ栽培実証などの研究を紹介しながら、将来のスマート農業の展望について説明しました。
聴講した同会会員の皆さんは、これまでとは異なる新たな農業技術に非常に興味を持っているようでした。

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