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カーボンニュートラルへの取り組みが評価「省エネSクラス」認定
2025年4月、経済産業省資源エネルギー庁が実施する「事業者クラス分け評価制度」において、「Sクラス(省エネ優良事業者)」に認定されました(2023年度実績による評価)。本学は、4年連続でSクラス評価を継続している埼玉県でもトップクラスの大学であり、持続可能なキャンパス運営が評価された結果となりました。
この制度は、省エネルギー法に基づき、年間エネルギー使用量が一定以上(原油換算で1,500kl/年以上のエネルギーを使用する)の事業者を対象にし、エネルギー使用の効率性や省エネの取り組み状況を評価し、S(優良)、A(更なる努力を期待)、B(停滞)、C(注意)に分類するものです。Sクラスは、努力目標達成(※1)、ベンチマーク目標達成(※2)など、厳格な基準を満たした事業者のみ与えられます。
本学では、具体的に以下の省エネ活動に取り組み、エネルギーマネジメントの運用を推進しました。
・本館熱源台数制御(2台中1台停止)運転
・熱源機器の外気温度制御
・中央監視装置(BEMS)データを活用した運用改善
(※1:努力目標)5年度間平均エネルギー消費原単位または5年度間平均電気需要最適化評価原単位を年1%以上低減すること
(※2:ベンチマーク目標) 特定の業種・分野の事業者内でエネルギー効率を比較するための共通の目標値(「大学」はベンチマーク目標「0.555以下」)
BEMSによる制御
【参考】
◆経済産業省資源エネルギー庁 省エネ法の概要
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/overview/institution/