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彩特ICT/AT.labo研究大会を開催し、県内工業高校2校と連携したアプリ開発プロジェクトを発表

8月10日、彩特ICT/AT.laboと日本工業大学 の共催の研究大会が対面形式で開催されました。
彩特ICT/AT.laboは、埼玉県の特別支援教育におけるICTとAT(アシスティブテクノロジー:支援機器・技術)を活用した教育を普及推進している研究会です。1年に2回、彩特ICT/AT.laboと研究大会を開催しており、今年で10年目となります。

研究大会では下記の連携プロジェクトの中間報告と成果が発表されました。

○越谷総合技術高校 × 越谷西特別支援学校
「語彙力を増やすアプリ開発」「リズム作りアプリ開発」

○久喜工業高校 × 騎西特別支援学校
「名詞&動詞学習アプリ開発」

○日本工業大学データサイエンス学科 × 越谷西特別支援学校、宮代特別支援学校
「SNSの使い方学習アプリ」「重度の肢体不自由生徒のためのお絵描きアプリの利用」

○日本工業大学情報メディア工学科 × 騎西特別支援学校
「フィジカルトレーニングシステム」

お聞きいただいた特別支援学校の多くの先生方からは期待の声が寄せられました。また、大会の中で、工業高校3チームと大学生、教員とで互いに意見交換を行い、システム開発プロジェクトの実践について理解を深めました。秋学期もプロジェクトを進め、今年度中に完成・納入を目指します。

なお、今回は埼玉県工業教育研究会情報技術系部会の研修会としての開催ともなりました。県内の工業高校の先生方にもご参加いただき、上記の連携発表だけでなく、DXハイスクールでも注目されている3Dプリンタ利用のワークショップ等、教育力向上のためのICT活用ワークショップもご出席いただきました。

本研究大会でご発表の久喜工業高校はDXハイスクールにも採択されています。日本工業大学では、今回の大会のような高大連携の実績に基づき、DXハイスクールに採択された高校に対して技術的支援を行っています。詳しくは下記の「DXハイスクール支援プロジェクト」をご覧ください。

データサイエンス学科・情報メディア工学科・人と暮らしの支援工学センター

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    研究大会の様子
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    連携プロジェクトの中間報告スライド(一部)
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    3Dプリンター活用ワークショップの様子
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    ワークショップ参加者のデータを3Dプリンタで印刷している様子

【参考】
◆彩特ICT/AT.labo
https://saitokuictat.wordpress.com/
◆第19回研究大会ホームページ
https://saitoku19.peatix.com/
◆DXハイスクール支援プロジェクト
https://www.nit.ac.jp/dx_highschool

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