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生活環境デザイン学科の卒業設計作品がJIA(日本建築家協会)埼玉の最優秀賞を受賞

生活環境デザイン学科を今年卒業した牧野なな子さん(勝木研究室)が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、JIA(日本建築家協会)埼玉の最優秀賞を受賞しました。

牧野さんの作品は「つながるバス停 −地域を映す寄り処−」と題して、日常的に利用されるバス停と一体化した「地域の居場所」を提案したものです。
地元である浜松市において、同じ路線上の5つのバス停をとりあげ、それぞれの周辺環境や住民の活動を丁寧に汲み取った空間と設えのデザインを行っており、バスを待つ時間をワクワクするような魅力的なものに変えるとともに、多世代を含む地域住民相互に自然な関わり合いを与えるであろうと、高く評価されました。

プレゼンテーションと審査は5月21日(金)にオンラインで実施され、最優秀賞に選ばれた牧野さんの作品は、6月19日(土)に行われた「JIA全国学生卒業設計コンクール2021」に地区代表として出展されました。

地域を丁寧にみつめ、人と人、人と地域のつながりを紡いでいくような牧野さんの設計姿勢と、その結果として生みだされた空間のイメージは、今後、地域共生社会や地域循環型社会の創出に向けて、有益なインスピレーションを与えると期待できます。

牧野なな子_JIA埼玉賞.jpg
牧野なな子さんと作品の図面

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