機械工学科卒業生の岡さんが企画する「シコクベルグ」（砕石場をオフロードレースの遊び場に）が、NHKの全国ニュースで取り上げられました。

「シコクベルグ」とは、愛媛県新居浜市の砕石場で開催された「ハードエンデューロ」に分類される高難度のオフロードバイクレースです。このイベントは本学機械工学科卒業生の岡毅さんが在学中（2017年）に、授業「起業とビジネスプラン」で発案し、学内のビジネスプランコンテストでグランプリに相当する学長賞を獲得したアイディアが、プロライダー石戸谷 蓮選手との出会いにより実現したものです。休業日の砕石場を安全で自由に走行できるオフロードバイクの遊び場として活用し、オフロードライダーの課題解決と収益を両立する企画として、地域活性化の視点からも注目されています。オーストリアの鉱山で行われる 世界最難関ともいわれるオフロードバイクレース「エルズベルグロデオ」を模して命名されたこのイベントは、2020年に第一回が開催され、今回、更に難易度を上げた第二回のレースがNHKの全国ニュースに取り上げられました。

日本国内でも砕石場を活用したレースはシコクベルグを皮切りに広まりつつあり、3月27日には神奈川県厚木市の砕石場「人の森、華厳工場」を舞台にした石戸谷選手のイベント「クロスミッション ケゴンベルグ」が開催の予定です。