本学の教育プログラムの特長の一つに「カレッジマイスタープログラム」があります。その中の一つ、「木造建築工房」では学生たちが小規模建築を企画・設計・施工まで一貫して行うプログラムです。2020年度は学内のグラウンド入口に木造の休憩所を建築しました。

体育教員の意見を参考にしながら、体育授業や部活動時の休憩場所、日射遮蔽場所、熱中症避難場所、また日常的な憩いの場として企画・設計し、2021年3月に2棟が竣工しました。
5月6日には休憩所を制作した学生たちから大学側への引き渡し式が行われ、成田学長や体育教員はじめ大学側関係者と木造建築工房の指導を行った教員等が出席しました。
引き渡し式では学生たちから成田学長に設計・デザインのコンセプトなどを説明し、また施工時の苦労などを語りました。成田学長や松井准教授（体育）からは、休憩所の出来栄えに対する感想と感謝の言葉が述べられ、参加した学生・教員たちも1年間のプロジェクトの思い出を語り合いました。

※写真撮影の瞬間だけマスクを外しましたが、それ以外の時間は参加者全員マスク着用のうえ、感染対策を十分に行いながら引き渡し式を実施しました。

【参考】
◆木造建築工房
https://www.nit.ac.jp/education-research/meister/mokuzo