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越谷市の児童館でインタラクティブアート・ゲームの体験イベントを開催
情報メディア工学科およびデータサイエンス学科では、8月3・4日の2日間、埼玉県越谷市の児童館コスモスにおいてインタラクティブアート・ゲームの体験イベントを実施しました。このイベントは恒例となっており、毎年8月と12月に児童館コスモスの大きな遊戯室を会場として開催しています。児童館コスモスの職員の皆様のご支援のもと、今回は、子供たちや保護者の方々、のべ229名の皆さんに体験してもらいました。
今回のイベントでは、情報メディア工学科およびデータサイエンス学科の学生を中心に活動している「フィジカルコンピューティング工房」と、情報メディア工学科の「画像・映像メディア認識研究室」(担当:新井啓之教授)の合同で13名の学生が参加し、自ら制作した様々な作品を展示しました。どの作品もカメラやセンサ、コンピュータを活用することで、体験者が身体を使って操作し、楽しむことのできるものばかりです。
足にボタン状の小型モーションセンサを装着することでサッカーのPKゲームを楽しめる作品(写真1)、スクリーンに現れるオバケを懐中電灯で退治するゲーム(写真2)、手指の動きを計測するセンサを用いた、空中で操作するパズルゲーム(写真3左)、手を動かすことで変化していく万華鏡(写真3右)、空中でお絵かきした図形が動き出す作品(写真4)、空中で演奏できるピアノ(写真5)、リモコンを振ることで色塗りするゲーム(写真6)、画像認識技術を利用した花火&音楽演奏ゲーム(写真7)、マイクを使って声で花火を打ち上げるゲームなど10種類の作品を展示し、小さなお子様から小学校高学年くらいの子供たち、さらには保護者の方々にも楽しんでもらうことができました。
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写真7
学生たちは、この展示を目標として、「どうしたら子供たちに楽しんでもらえるか」を考えながら制作を進めてきましたが、実際に体験してもらうと、期待通りに楽しんでもらえたり、逆に思うように楽しんでもらえなかったり、また、その一方で、思いもしていなかったような楽しみ方をしてくれたり、学生たちにとってもいろいろな発見があったようです。 今後もこの活動は継続的に実施していく予定です。
情報メディア工学科 新井研究室紹介ページ
https://www.nit.ac.jp/department/media/lab/recognition