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電気電子通信工学科 平栗健史教授のスマート農業に関する研究を総務省関東総合通信局の関係者へ紹介
3月3日、総務省関東総合通信局・情報通信部長ら関係者5名が来学し、電気電子通信工学科の平栗健史教授が進める「スマート農業」研究開発技術についての紹介を行いました。昨年12月に総務省関東総合通信局と電子情報通信学会東京支部との共催により開催したセミナーにて、平栗教授が「全てにつながる通信とICT(情報通信技術) スマート農業の融合」と題した講演を行ったことがきっかけで、今回の来学に繋がりました。
当日は、総務省委託プロジェクトのSCOPE(戦略的情報通信研究開発推進事業)や電力伝送(電波資源拡大のための研究開発)の成果技術をはじめ、スマート農業に関する以下のデモンストレーションを見学いただきました。
- ミツバチに代わる超小型ドローンのトマト受粉システム(農林水産省・生研支援センター:イノベーション創出強化研究推進事業)
- ナシ(果樹)の花のドローン受粉システムと花粉採取最適化技術(農林水産省・生研支援センター:戦略的スマート農業技術等の開発・改良)
- 千葉県地域実装に向けたかんしょ栽培実証(農林水産省:スマート農業産地形成実証)
- LED人工照明によるトマトの水耕栽培室
- 菌床栽培部実験室および雷音シイタケ栽培技術(科研費・挑戦的研究(萌芽))
この紹介を通じて、今後さらに官学連携によるスマート農業やICTの世界で貢献できることを期待しています。
【参考】
◆電気電子通信工学科 平栗健史教授プロフィール
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/ec_hiraguri