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建築学科 小川次郎教授が設計した建築物が建築展に出展
小川次郎教授(日本工業大学建築学科)、小林靖さん(2003年 同建築学科卒業、2005年 同大学院修士課程修了、同非常勤講師、kittan studio主宰)、池田聖太さん(2005年 同建築学科卒業、2007年 同大学院修士課程修了、同非常勤講師、3916主宰)が共同設計した『エバーフィールド木材加工場』(熊本県)がこのほど竣工しました。熊本県産の小国杉を使い、小中断面で材長4m以下の製材が互いにもたれかかるように支え合う「レシプロカル構造」による木造建築で、くまもとアートポリスのHPでこの建築の動画が紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=ewlmC3huT3s (7分33秒あたりから)
この建築は、熊本独自の建築文化事業「くまもとアートポリス」の一環で建設されました。本事業は、後世に残る文化的資産を創造し、県民の建築デザインに対する関心を高め、熊本から世界へと新たな建築文化の発信を目指すもので、これまで100を超えるプロジェクトが完成し、建築文化・都市文化の向上、地域活性化にも貢献しています。
また、この建築は、4月26日(金)から東京都品川区「WHAT MUSEUM」で開催される展覧会「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで –」に出展されることになりました。本展覧会は建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会で、建築の骨組みの模型から分かりやすく紹介します。
WHAT MUSEUM「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」
会期 :2024年4月26日(金)~2024年8月25日(日)
会場 :WHAT MUSEUM 1階・2階
開館時間:11:00〜18:00
休館日 :月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館)
入場料 :一般 1,500円、大学生・専門学生 800円、高校生以下 無料
詳細 :展覧会HPまたはWHAT MUSEUMを運営している寺田倉庫株式会社のプレスリリース(PR TIMES)より
ご確認ください。
エバーフィールド木材加工場の写真(出典:くまもとアートポリス)
【参考】
◆建築学科 建築コース 小川次郎教授プロフィール
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/at_ogawa2