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福島県楢葉町のイベントで本学学生が「ゲーミングPC組み立てイベント」を開催

3月2日(土)福島県楢葉町で行われたイベント「チャレンジならは」に本学ロボティクス学科3年生の清⽔ 太陽さん、鈴⽊ 健太さん、関⼝ 総司さんが参加し、町民の方々に向けた自作ゲーミングPCの組み立て体験やe-sportsの体験を行いました。

この活動はメンバーでもある清水さんが本学ビジネスプランコンテストにエントリーしたビジネスアイディアである「大学のオープンキャンパスと連携したe-sports大会と、ゲーミングPCを活用したIT体験」がベースになっています。このビジネスプランは大学のオープンキャンパスの集客戦略として、高校での部活動などでも活性化しているe-sportsの大会運営を大学から受託し、同時にこのノウハウを用いてプログラミングやAI・VR等の教育に繋げることを目指しています。
2023年の9月には本学との包括連携協定先である楢葉町の協力で、町内でビジネスプランに関するヒアリングなどをさせていただき、今回はその成果を踏まえ、楢葉町の方々へのIT教育の一環として、町のイベントに参加しました。

学生チームは町民の方々向けの『ならはゲーミングPC』を提供し、自作PCを実際に組み立てながら、できあがったPCでe-sportsを体験するイベントを提供しました。イベントに参加した子供たちが親御さんへ、「これはパソコンの頭脳」・「これはパソコンの机」・「これはパソコンの本棚」と楽しそうに説明しながら組み立てていた光景が印象的でした。

「ならはゲーミングPC」は楢葉町の移住促進施設「CODOU」で操作可能な状態で展示される予定です。透明のケースの外から内部部品を実際に確認することができ、それぞれの部品には名称や役割の説明が表示されており、PCの仕組みを理解することができます。また、このPCには、今年度に本学と同じく楢葉町内で活動した西武文理大学のチームによる活動成果である「楢葉町の町民の方々が描いたデジタルアート」が装飾として活用され、両大学と町民を繋げる効果にも期待しています。

プランの発案者である清水さんは「体験を通して、PCに対するハードルが少しでも低くなってくれていたら嬉しい」、ゲーム体験を担当した鈴木さんは「今回の体験が未来の技術者の誕生につながってほしい」、教育効果をデザインした関口さんは「子供たちがPCに触れる機会を提供でき、情報技術への興味を引き出せたのが良かった」と感想を話してくれました。

本年度、本学と楢葉町は包括連携協定を締結しており、今後もこのような学生活動により楢葉町の活性化に貢献していくことを目指します。

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    学生の指導を受けながらPCの組み立てに挑戦する楢葉町の子どもたち
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    参加した本学ロボティクス学科の学生(左から鈴木さん、関口さん、清水さん)
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    パソコンには部品の説明カードが貼られていて、透明ケースで内部構造の学習が可能
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    西武文理大学の成果である「楢葉町の人々が描いたデジタルアート」をケースのデコレーションに活用

【参考】
■本学と福島県楢葉町が「包括連携協定」を締結
https://www.nit.ac.jp/topics/2272

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