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山縣准教授らが開発した全自動水中ロボットが南極の海氷下で運行成功
ロボティクス学科の山縣広和准教授(当時:東大生産技術研究所特任研究員)が参加したチームが、東南極の最大の氷河「トッテン氷河」沖の海域では世界初となる、全自動水中ロボットの海氷下での運行に成功し、山縣准教授の取り組み等が朝日新聞デジタルに掲載されました。
山縣准教授は7年前に全自動水中ロボット「MONACA」の開発に参画し、設計、組み上げからプログラミングなど作業の大半を担い、挫折を経て改良を重ねた結果、自律航行に成功しました。
山縣准教授は次のようにコメントしています。
「この度は掲載いただきありがとうございます。航行距離は片道200mと決して長くないものの、これがトッテンで初めて、そして我が国初の極域AUV運用実績となります。決して簡単ではありませんでしたが、仲間とともに手掛けた仕事が意味を持ち始めることを嬉しく思います。こちらのAUVの開発にはNITの卒業生も仲間として参画してくれました。在校生の皆様も違う世界の話ではなく遠くても手の届く世界の話として興味を持っていただければ幸いです。」
【参考】
◆朝日新聞デジタル(有料記事)
https://www.asahi.com/articles/AST7C118YT7CUTFL009M.html?iref=pc_tech_science_top__n
◆Yahoo! Japanニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d36ad4478ab9a68f1862635171c5fe12a777df49
◆ロボティクス学科 山縣広和 准教授
https://www.nit.ac.jp/campus/teacher/rb_yamagata
◆ロボティクス学科
https://www.nit.ac.jp/department/robotics