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美術部の絵画作品が「春日部駅前美術館」として掲示
美術部が制作した絵画作品が、3月中旬より春日部駅東口において「春日部駅前美術館」として掲示されています。 作品のタイトルは「風薫る」。初夏の春日部を舞台に、麦わら帽子を被った少女の旅路が描かれています。タイトルは若葉の香りを運ぶ爽やかな初夏の風をイメージしており、舞い上がる麦わら帽子に夏の訪れを重ねています。さらに画面下部では左から右へ藤、ひまわり、コスモスが描かれ、同市を代表する花々で季節の移ろいが表現されています。
作品サイズは縦1.8m×横5.5m。美術部部員のうち9名が制作に参加し、1カ月半をかけて完成させました。

3月13日、同市の岩谷市長をはじめ関係者が出席し、作品の除幕式が執り行われました。本学からは美術部部員4名と顧問の木下教授(建築学科)が出席しました。
作品紹介として、部長のグエン・バンナムさんは「この作品を制作するにあたり、私は春日部という街を知ることから始めました。春日部は季節ごとに花が咲き誇る、とても豊かな街です。夏にはひまわり、秋にはコスモス、そして春には、樹齢千二百年余りの歴史をもつ藤の花が、風に揺れながら咲き散ると聞きました。また、伝統工芸品として、天然素材で作られる麦わら帽子が今も受け継がれています。春日部の魅力を知るうちに、そのすべてを一枚の絵に込めたいと思うようになりました」と作品制作への想いを語りました。
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制作の様子 -
(左より)美術部の制作メンバー(一部)と木下教授 -
除幕式の様子 -
作品紹介をするグエン部長(中央)
現在、春日部駅周辺では、鉄道の連続立体交差事業に伴う駅前広場の整備が進められています。同市では、工事期間中に設置される仮囲いフェンスによる景観への影響を考慮し、地域に親しまれる絵画制作の依頼先を探していました。
本学は同市と包括協定を締結しており、これまで同市中心市街地まちづくり審議会への参加や地域イベントへの協力などを通じて交流を深めていたことから、本プロジェクトの打診がありました。大学祭において美術部が制作したステージ上の絵を同市職員の方々が視察した際、その内容が高く評価され、正式に制作依頼を受けることになりました。