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令和6年度福島県「大学生と集落の協働による地域活性化事業」活動報告会に参加
福島県の多くの集落では、高齢化や過疎化の問題が顕在化しており、集落の維持が困難になっています。そのような問題について、福島県では「大学生の力を活用した集落復興支援事業」を公募し、大学生の持つ発想や行動力、専門的な技術及び知識を活用して、集落地域の活性化を図ることを目的とした事業を行っています。
本学は2023年度から学生環境推進委員会メンバーを中心として本事業に参加しており、福島県只見町塩沢・十島地区とペアリングしました。1年目は実態調査を進め、2年目となる2024年度は実証事業を実施しました。引き続き、来年度は伴走事業として活動することとしています。
2024年度の実証事業のテーマは、「空き家活用」「観光促進」「SNS活用」の3つにフォーカスし、地域住民とのワークショップで交流を深めながら、方向性を確認しました。大きな取り組みとして、本学のOB、OGが集まるホームカミングデーのイベント会場で、只見町の山菜加工品の販売を行いました。見事に完売し、活動への激励の声を頂きながら大盛況のうちに終えることができました。
2024年度の本事業の締めとなる令和6年度「大学生と集落の協働による地域活性化事業」活動報告会(※1)が2月8日(土)、福島県杉妻会館で開催され、本学代表として出席したロボティクス学科2年大津輪人さんと建築学科2年松井優羽さんより、本学の只見町集落復興プロジェクトの成果を発表し好評でした。
2025年度の3年目伴走事業では、3つの活性化案のテーマをよりブラッシュアップし、具現化することを目標に、只見町にて現地活動を継続し地域の活性化を目指します。今後も只見町地域の皆様と共に、より良い地域づくりに貢献してまいります。
(※1:参加団体は21グループ)
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(左から)建築学科 松井優羽さん、ロボティクス学科 大津輪人さん、雨宮隆教授 -
プロジェクトの成果を発表 -
ワークショップ -
ポスターセッション
【参考】
[福島集落復興プロジェクト関連の記事 (本学内WEBサイト) ]
◆令和6年度福島県「大学生の力を活用した集落復興支援事業」採択
https://www.nit.ac.jp/topics/51117