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中里教授が春日部市民講座でロボット工学を実演
10月4日(土)、春日部市役所にて日本工業大学春日部市民講座「最先端のロボット工学〜教えて!ニコット先生〜」が開催されました。
講師を務めたのは、ロボティクス学科の中里裕一教授。本学で研究開発を進めるヒューマノイドロボット「ニコット」を題材に、最先端のロボット工学について、実演を交えながらわかりやすく解説しました。
会場には春日部市在住・在勤・在学の市民54名(うち小学生以下15名)が参加し、ボランティアを務めた中里研究室の卒論生2名(加藤弥月さん・小山廣海さん)も小学生向けの工作教室の指導を行いました。
講座は2部構成で行われ、1部では大人と子供が一緒の教室でロボット工学の概要説明を受けた後、2部では大人と子供が別の教室に分かれて講義を受けてもらいました。大人側の教室では中里教授が医療福祉ロボットの研究内容を紹介し、小学生向けの教室では受動歩行を利用した工作教室を中里研の卒論生が担当しました。
【参加者の声】(講座後のアンケートより)
子供たちからは、「ロボットの面白さがわかった」「どうして動くのか不思議だった」「将来ロボットに関わる事がしたい」「ニコット先生といつか話してみたい」など、純粋な好奇心にあふれる感想が多く寄せられました。
大人の参加者からも、「親子で楽しめた」「学生の説明がわかりやすかった」「ロボットの可能性を考えるきっかけになった」「医療や介護分野への応用に期待したい」といった声が聞かれ、世代を超えて楽しめる内容の本講座を通し、ロボット工学への理解が深まりました。
本学は今後も、幅広い方々との交流を深めながら、地域活性化に貢献してまいります。
~春日部市で行われた講座の様子~