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機械工学科の学生が製作した自律移動ロボット2台が「つくばチャレンジ2021」に参加
知能化モビリティのRattus II と、制御システム研究室のStrayderの2台の自律移動ロボットが11月21日に開催された『つくばチャレンジ2021』に参加しました。
つくばチャレンジは、つくば市内の遊歩道等の市街地で移動ロボットが自律走行する技術チャレンジで、人々が普段使っているあるがままの実環境(リアルワールド)における、自律走行技術の進歩を目的としています。研究者と地域が協力して行う、先端技術への挑戦と公開実験の場です。
知能化モビリティは、日本工業大学機械工学科のカレッジマイスタープログラム科目(CMP科目)として設置され、実際にロボットを設計・製作し、自動運転に使われるセンサやAI技術を使いながら、自動運転やAI開発の技術を実習として学ぶことができる全国的に見ても珍しい科目です。Rattus IIは、知能化モビリティを受講している三年生達が設計製作したロボットです。
つくばチャレンジ2021には76チームが参加し、本走行には56チームがエントリーしました。ゴールまで完走したロボットは4チームで、本学チームは、知能化モビリティ「Rattus II」は400m、制御システム研究室「Strayder」は2145m走行したところでリタイヤしました。なお、Strayderは未完走チームの中では最長距離を自動走行しました。
本走行の結果は以下ページに記載されています。
つくばチャレンジ2021:https://tsukubachallenge.jp/2021/records/final
制御システム研究室:https://www.nit.ac.jp/department/machine/lab/lab2/control_system
横断歩道手前の待機列に自動で並ぶ。
知能化モビリティのRattus II (写真右)と制御システム研究室のStrayder (写真左)