TOPICSトピックス
メディア
平栗教授・清水准教授等の特集記事が『月刊 アグリバイオ』10月号(北隆館)に掲載
電気電子通信工学科の平栗健史教授(スマート農業センター長)、清水博幸准教授等が共同執筆した記事が、農業生産に関わるバイオテクノロジーの最新研究を紹介する学術専門雑誌『月刊 アグリバイオ』10月号(北隆館)の特集(農業は都市・宇宙へ)に掲載されました。
本書では、近年の気象変動によって安定した農作物の栽培が難しくなり、また農業就業率の急激な減少などの社会的な問題を踏まえ、日本工業大学で開発したロボットなどによる完全自動化栽培について紹介しています。さらに、そのようなスマート農業を実現するために、本学で現在計画中のスマート植物工場建設について解説しています。
本学で建設する植物工場は、これまでのハウス栽培の課題を解決するだけでなく、近い将来、月面探査基地やISS(宇宙ステーション)で人が居住するのに自給自足することを実現することに期待しています。今後、植物工場実現のために、建設費用をクラウドファンディングを含め、多くの皆様からの支援をお願いできればと考えています。
記事タイトル:完全無人自律型月面圃場の展望
執筆者:平栗 健史(日本工業大学)・清水 博幸(日本工業大学)・木村 共孝(同志社大)・廣瀬 幸(九州工大)・松田 崇弘(東京都立大)