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情報メディア工学科の学生が児童館コスモスにおいてインタラクティブアートの体験イベントを実施

情報メディア工学科では、2021年8月7~8日の2日間、越谷市の児童館コスモスにおいてインタラクティブアートの体験イベントを実施しました。台風の接近が心配される中での開催となりましたが、児童館コスモスの職員の皆様のご支援のもと、子供たちや保護者の方々、のべ200名の皆さんに体験していただくことができました。

このイベントでは、情報メディア工学科 大山研究室の学生6名(担当:大山麻里教授)とフィジカルコンピューティング工房の学生5名(担当:新井啓之教授)が中心となり、卒業研究や実習の中で制作した様々な作品を展示しました。どの作品も、カメラやセンサ、コンピュータを活用することで、体験者が身体を使って操作し、楽しむことのできるものばかりです。

手を空中で動かしながら描いた魚などの絵を水槽に写す作品(写真1)や、身体全体を使って遊ぶ音楽ゲーム(写真2)、空中で仮想的なボールを操作するボーリングゲーム(写真3)、視線で操作するブロック崩しゲーム(写真4)など7作品で、下は3歳くらいの小さなお子様から小学校高学年くらいの子供たち、さらには保護者の方々にも楽しんでもらうことができました。

展示を行った学生達にとっても、自分が作ったものを実際に楽しんでもらえたことは貴重な経験となったようです。
「楽しい!面白い!」といった子供たちの素直な反応、また、「貴重な体験ができました。他の児童館でもやってもらえないでしょうか」と言った保護者の方からの声など、学生たちにとってはうれしい言葉をたくさんいただくことができました。
展示を担当した学生達からは、「ゲームを遊んで貰えて生の声を聞けたのはとてもいい経験になった」「こちらが予測していない遊び方をするお子さんもおり、これから制作する上でとても良い経験になった」など、今後の卒業研究や実習に活かせる部分も多かったようです。今後もこの活動は継続的に実施していきたいと考えています。
(以上、新井啓之教授報告)
 

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越谷市 児童館コスモス
 

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写真1 手を振りながら魚の絵を描く様子


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写真2 手足で遊ぶ音楽ゲーム


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写真3 空中でボールを操作するボーリングゲーム


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写真4 手を使わず視線で操作するブロック崩し

 

【参考】
◆先進工学部 情報メディア工学科
https://www.nit.ac.jp/department/media
◆映像・メディアアート研究室 (大山 麻里 教授)
https://www.nit.ac.jp/department/media/lab/visual_art
◆フィジカルコンピュ-ティング工房(新井啓之 教授)
https://www.nit.ac.jp/education-research/meister/physical

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