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機械システム工学専攻の大島龍司さんがThe 14th MIRAI conference on Microfabrication and Green Technologyにおいて最優秀論文賞を受賞

機械システム工学専攻博士後期課程2年(飯塚完司研究室所属)の大島龍司さんが8月6日、Manufacturing Institute for Research on Advanced Initiativesが開催したThe 14th MIRAI conference on Microfabrication and Green Technologyにおいて最優秀論文賞を受賞しました。受賞論文名は「Synthesis and Characterization of Diamond Abrasive Grains Containing Boron Compounds(硼素化合物含有ダイヤモンドの合成と評価)」です。

本研究は長岡技術科学大学との共同研究です。ダイヤモンド合成時に、硼素またはその化合物を添加することで、硼素化合物含有ダイヤモンドの合成に成功し、このダイヤモンドの研磨材料特性、結晶特性を明らかにしました。従来のダイヤモンドに比して耐熱特性が、約300℃向上し1000℃の高温下でもほとんど酸化されないことを明らかにし、次世代の新しいダイヤモンドとしての可能性が評価されました。

今回の研究を研削研磨加工用砥粒に応用することで、革新的なダイヤモンド研磨材が実現し、次世代の工業用ダイヤモンド砥粒として、多方面での実用が期待されます。

大島さんの今後の活躍を期待しています。

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受賞した大島さん

 

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