11月13日（月）、本学 5号館203教室にて、フィンランドのタンペレ大学より"DOVETAILED MASSIVE WOOD BOARD ELEMENTS FOR MULTI-STORY BUILDINGS"と題して、蟻組み厚板木材と高層木造ビルに関するオンラインプレゼンテーションが行われました。

タンペレ大学から耐震実験の手法に関して問合せが建築学科の那須教授にあり、それを支援した経緯に伴い、フィンランドのタンペレ大学のDr. Emre ILGIN（アミールイルギン博士：建築学部のマリー・キュリー研究員）より、本プロジェクトを紹介する提案があったものです。元々、那須研究室所属のゼミ生（大学院生と学部4年生）に向けて企画したものでしたが、建築コース（2、3年生）の希望者も参加しました。
また、フィンランドからオンライン接続のため、他大学の木質構造分野の先生方やそのゼミ生達などの他、日本建築学会の木質構造分野の委員をされている研究者や技術者の方々にもオンライン経由でご参加いただき、ハイブリッドでの開催となりました。

本学の木質構造の研究分野が、国際的な繋がりの中で学術的に貢献している一端を垣間見ることができました。参加した学生達からは、木質構造に関する更なる興味や、英語勉強への強いモチベーションアップに繋がったなどとても前向きな声が多く聞かれました。

【参考】
◆タンペレ大学
https://www.tuni.fi/en/about-us/tampere-university
◆当プロジェクトについて
https://www.tuni.fi/en/research/dovetailed-massive-wood-board-elements-multi-story-buildings-acronym-domwob
◆木質構造研究室 （facebook）
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057701250288
◆研究室紹介（木質構造研究室・那須 秀行 教授）
https://www.nit.ac.jp/department/architecture/lab/lab2/wood