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地域連携

【地域連携】本学と福島県楢葉町が「包括連携協定」を締結します

本学(学長:竹内貞雄)と福島県楢葉町(町長:松本幸英)は、これまでの関係をさらに発展させるため、「包括連携協定」を締結します。

協定締結の背景
 
福島県楢葉町は、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響から、全町避難を行った自治体の一つです。平成27年には他の地域に先行する形で避難指示の解除、町民の皆様の帰町が開始され、震災前の日常が戻りつつありますが、その一方で高齢化や電力関連産業に代わる産業の振興等、多くの課題を有しています。復興の過程において、楢葉町はこれらの課題の解決のため、大学生などの若年層に焦点をあてた新たな活動を模索しておりました。  
 本学は、学生の学びの成果を地域・社会に還元する観点から、これまで楢葉町を中心とした浜通り地区に関する震災・原発被災と復興に関する協力を行ってまいりました。その内容は教育活動だけにとどまらず、研究活動や学生主体のビジネスアイディア発案等、様々な広がりを見せています。

主な取り組みと成果
・授業「現代社会の諸問題」で原発被災からの復興をテーマに現地で活躍する若者を招き特別授業を実施
・授業「起業とビジネスプラン」および本学が主催する「ビジネスプランコンテスト」を活用した、楢葉町の課題解決・地域資源の活用のビジネスアイディアを学生が発案・試行
(震災で消えゆく「想い出」の継承のための建築模型作成 ・ 3Dプリンタ体験イベント 等)
・防災に関する研究活動
(「自助」「共助」の概念を子供たちに理解させるためのゲーミフィケーションを活用した学生卒業研究 等)

本学と楢葉町は、これらの成果を踏まえ、相互の緊密な連携と協力体制を築くことにより、地域社会の活性化と地域の課題への対応をより一層推進してまいります。


協定締結式
・日 時:令和6年1月19日(金)13時30分から
・場 所:日本工業大学 埼玉キャンパス 5号館7階多目的スペース
・出席者:〈本学〉学長、地域連携センター長、イノベーション・起業教育センター長、総務部長
     〈楢葉町〉町長、政策企画課長、政策企画課長補佐ほか
・内容(予定):開会
        締結式    
         挨拶(学長・町長)
         出席者紹介
         協定概要説明
         協定書署名
         写真撮影
        連携事例紹介
        閉会

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    3Dプリンタから出力されるメダルを覗き込む子供たち(3Dプリンタ体験イベント)
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    情報メディア工学科の学生たちが楢葉町で「老活・感性向上プロダクト」を提案
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